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平成7年8月採取品、二本木認定コレクション、すべての特徴を備えたテトラゴニテス(Tetragonites)/【an935】
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北海道産を代表するアンモナイトの一つ、テトラゴニテスです。
直径最大部9cmに対して、厚みが5cm以上あります。テトラゴニテスの特徴の一つである厚い開口部を持ちます。腹が丸く、全体的にボリュームがあります。
横から撮影。
ヘソが小さく巻いている、いわゆる密巻きです。
本品は二本木認定コレクションです。平成7年8月に、北海道古丹別オンコの沢にて採取されたことが開口部にメモされています。
テトラゴニテスらしい角ばった断面です。この標本はテトラゴニテスの特徴をすべて備えていると言って良いでしょう。
一部縫合線が確認できます。
北海道産、カンパニアンを代表するアンモナイトの一つ、テトラゴニテスをご紹介しました。小サイズですが、出自が明確になっている二本木認定コレクションです。
商品スペック
商品ID | an935 |
---|---|
年代 | 中生代白亜紀(1億3500万 -- 6600万年前) |
学名 | 平成7年8月採取品、二本木認定コレクション、すべての特徴を備えたテトラゴニテス(Tetragonites) |
産地 | 北海道 日本 |
サイズ | 直径9cm 厚み5.8cm |
商品解説 | 北海道 古潭別 オンコの沢 平成7年8月採取 白亜紀カンパニアン期 |
アンモナイトとは?
名前の由来
古代エジプトの太陽神アモンが持つ螺旋状に巻いた羊のツノににていたことから、アモンのツノという意味のアンモナイトになった。
画像「アンモナイト」『フリー百科事典ウィキペディア日本語版』。URL: http://ja.wikipedia.org
食性
口や歯の形などから肉食で、小さな甲殻類や貝などを食べていたと思われる。
サイズ
数cm~十数cm程度の化石が多いものの、直径2.5mのものもあった(イギリス)。
どんな生き物?
カタツムリの一種ではありません!実は、イカやタコの仲間。デボン紀から白亜紀まで栄え、恐竜と共に絶滅。
画像「アンモナイト」『フリー百科事典ウィキペディア日本語版』。URL: http://ja.wikipedia.org
北海道でよく獲れる理由
北海道が世界的にも有名な理由はノジュール(団塊)にあります。ノジュールとは、炭酸カルシウムを主成分とした硬い岩石の塊です。北海道産のアンモナイトは、多くの場合このノジュールに守られ、浸食を受けずほぼ完全な殻のままで保存されています。
生態
殻の内部は規則正しく仕切られ、もっとも出口に近い部屋に体が収まる。それより奥は空洞でガスが入っており、浮力を調節。