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二本木認定コレクション!希少!気房の内部構造が露わになった北海道アンモナイト(Kitchinites Neopuzosia)/【an927】
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二本木認定コレクション。非常に希少な保存のされ方をしたキッチナイテス・ネオプゾシアです。希少な種であるのと同時に、素晴らしい保存状態をしている点にご注目下さい。
これはいったいなんぞや?!と思われる方も多いでしょう。通常、アンモナイトの化石といえば外殻側が表になったものですが、本標本は内側が保存されているのです。つまり外殻側は写真奥の母岩側に存在し、内側が見えているというわけです。
一部、外殻のイリデッセンス(iridescence)を持つ層も確認できます。正確にはイリデッセンス(iridescence)を持つ層を裏側から見ていることになります。さて、この標本の何が希少かと申しますと、フラグモコーン(気房)を内側から観察できている、という点です。ハーフカットアンモナイトでも、気房を観察すること自体は可能ですが、このように立体的にヘソの中心から気房までを観察することはできません。このような標本にであったのは初めてです。アンモナイトはヘソ(中心部)から成長を開始し、外套膜の働きにより、外へ外へと気房と住房を拡大成長させていくわけですが、その過程を、内部から観察できる、非常に希少な標本なのです。
写真左上には、それぞれの部屋(気房)を確認することができます。縫合線を内側から観察していることになります。またはっきりと連室細管を確認できます(下で拡大写真を掲載しています)。すべてのアンモナイトに共通というわけではありませんが、アンモナイトの連室細管は殻内部の外側(いわゆる腹側)を通っています。
裏側は外殻の外側も見えますね。
採取メモがあります。北海道、羽幌・逆川下流にて昭和62年9月に採取された標本です。
この標本の最大の特徴は、やはりこの部分です。1mm以下とされる初期室まではっきり観察できるわけではありませんが、アンモナイトの成長の起点と成長の仕方を立体的に観察することができるのです。まさに教科書に掲載したい素晴らしい標本と言えるでしょう。
なんと!!連室細管がはっきり見えます。写真左上、黒い管をご覧下さい。これは連室細管と言って、すべての部屋を貫いています。ここまではっきり連室細管を確認できることは非常に希です。しかも、立体的です。チューブ状の連室細管を、はっきりと確認できるのです。このような部分は、人工的にカットした標本では見ることができません。まさに自然からの贈り物です。
この部屋フラグモコーンと呼ばれ、軟体部が入ることのない奥の部屋です。ガスや海水などを流出入させるスペースです。
住房部は外殻が残り、気房部は内部を観察できる、というなんとも面白い標本です。アンモナイトの構造の核心に迫ることができます。
アンモナイトの気房の内部構造が露わになった、二本木認定コレクションにふさわしい見事な標本です。
商品スペック
商品ID | an927 |
---|---|
年代 | 中生代白亜紀(1億3500万 -- 6600万年前) |
学名 | 二本木認定コレクション!希少!気房の内部構造が露わになった北海道アンモナイト(Kitchinites Neopuzosia) |
産地 | 北海道 日本 |
サイズ | 母岩含め全体cm11.8×8.2cm×8.5cm |
商品解説 | 白亜紀 セノマニアン~チューロニアン期 北海道 羽幌 逆川下流 昭和62年9月採取 気質と体管が観察できる貴重な標本。 人工的に標本を切断しても観察できない「自然の贈り物」標本。 本の出版の1ヶ月前の採取であり、未掲載だが非常に素晴らしい標本。 |
アンモナイトとは?
名前の由来
古代エジプトの太陽神アモンが持つ螺旋状に巻いた羊のツノににていたことから、アモンのツノという意味のアンモナイトになった。
画像「アンモナイト」『フリー百科事典ウィキペディア日本語版』。URL: http://ja.wikipedia.org
食性
口や歯の形などから肉食で、小さな甲殻類や貝などを食べていたと思われる。
サイズ
数cm~十数cm程度の化石が多いものの、直径2.5mのものもあった(イギリス)。
どんな生き物?
カタツムリの一種ではありません!実は、イカやタコの仲間。デボン紀から白亜紀まで栄え、恐竜と共に絶滅。
画像「アンモナイト」『フリー百科事典ウィキペディア日本語版』。URL: http://ja.wikipedia.org
北海道でよく獲れる理由
北海道が世界的にも有名な理由はノジュール(団塊)にあります。ノジュールとは、炭酸カルシウムを主成分とした硬い岩石の塊です。北海道産のアンモナイトは、多くの場合このノジュールに守られ、浸食を受けずほぼ完全な殻のままで保存されています。
生態
殻の内部は規則正しく仕切られ、もっとも出口に近い部屋に体が収まる。それより奥は空洞でガスが入っており、浮力を調節。