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波模様の縁取りが特徴的!アンモナイトのハーフカット標本/【an917】
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左右対称、アンモナイトのハーフカット標本をご紹介します。
本標本は、マダガスカルのアンモナイトをハーフカットしたペア標本です。
特徴は、この波打つ突起です。加えて連室細管と思しき、まわりを縁取る管が見られます。
アンモナイトは初期室と呼ばれる中心部からはじまり、外へと殻を付け足して成長します。ご覧のように、殻の途中途中には仕切り部屋があり、白いラインで区切る線は、隔壁(かくへき)とよばれます。隔壁と隔壁で仕切られた部屋の中には、ガスと液体が充填されていました。
アンモナイトは、部屋の中にあるガスと液体の量を調節して、水中で浮遊することを可能にしていました。
こちらは、アンモナイトの気房(きぼう)部分が化石になったものです。アンモナイトは浮力を担う気房部分と、本体が収められている住房(じゅうぼう)部分の二つに大きく分けられます。最も太い出口の先には、実は軟体部が存在していたのですね。軟体部分は化石として残りませんので、こうやって気房部分のみが化石となった、という訳です。
仲良く二個並べてみました。ペアですから、もちろんぴったり合わさります。
反対側。
それにしても、形のよいアンモナイトです。配色の具合も、計算されたかのようにスタイリッシュで趣きがあります。全ては、堆積環境と気の遠くなるような時間が創り上げたものです。
断面部分。ここは2.7センチと厚みがあります。2枚がぴったり合います。
レーシーな縁取りが、アンモナイトの美的価値を高めています。
表面は鏡面のように滑らかなポリッシュ標本。約1億2000万年前の化石です。
仲良く並べて飾りたくなる、形の良いアンモナイト化石です。
商品スペック
商品ID | an917 |
---|---|
年代 | 中生代白亜紀(1億3500万 -- 6600万年前) |
学名 | 波模様の縁取りが特徴的!アンモナイトのハーフカット標本 |
産地 | Madagascar |
サイズ | 直径5.2cm 厚2.7cm 77g |
商品解説 | 波模様の縁取りが特徴的!アンモナイトのハーフカット標本 |
この商品を購入されたお客様のお声
迅速丁寧な対応、ありがとうございます。今回は、波打つ突起のアンモナイトを購入させていただきました。ペアなので二枚がぴったり合い、厚みもあるので合わせた際のボリューム感もとてもいい感じです。隔壁もきれいで、ツートンの色合いも申し分ないです。子供たちも喜んでいました。ありがとうございます。
東京都/男性
アンモナイトとは?
名前の由来
古代エジプトの太陽神アモンが持つ螺旋状に巻いた羊のツノににていたことから、アモンのツノという意味のアンモナイトになった。
画像「アンモナイト」『フリー百科事典ウィキペディア日本語版』。URL: http://ja.wikipedia.org
食性
口や歯の形などから肉食で、小さな甲殻類や貝などを食べていたと思われる。
サイズ
数cm~十数cm程度の化石が多いものの、直径2.5mのものもあった(イギリス)。
どんな生き物?
カタツムリの一種ではありません!実は、イカやタコの仲間。デボン紀から白亜紀まで栄え、恐竜と共に絶滅。
画像「アンモナイト」『フリー百科事典ウィキペディア日本語版』。URL: http://ja.wikipedia.org
北海道でよく獲れる理由
北海道が世界的にも有名な理由はノジュール(団塊)にあります。ノジュールとは、炭酸カルシウムを主成分とした硬い岩石の塊です。北海道産のアンモナイトは、多くの場合このノジュールに守られ、浸食を受けずほぼ完全な殻のままで保存されています。
生態
殻の内部は規則正しく仕切られ、もっとも出口に近い部屋に体が収まる。それより奥は空洞でガスが入っており、浮力を調節。