- 化石セブン【HOME】
- 化石販売
- アンモナイトの仲間の化石販売
- 希少!まさかの共存!巻き貝とクレオニセラスのコラボレーション!
希少!まさかの共存!巻き貝とクレオニセラスのコラボレーション!/【an913】
日本全国送料0円 この商品について質問する 探して欲しい商品がある
SOLD OUT 売却済み | スマホ向けサイトのトップページはこちら
クレオニセラスに巻き貝がくっついた、非常に珍しい標本です。あとから人工的にくっつけたのではなく、化石になる段階で自然にくっついたものと推察されます。
主役がクレオニセラスで、脇役が巻き貝と考えがちです。ところが、接写してみると、そうとも言い切れません。ご覧下さい!この巻き貝の保存状態。表面の凹凸までほぼ完全な状態で保存されています。
この巻き貝は、いわゆる「右」巻きです。巻き貝には、右巻きと左巻きがあります。頂点を上にして見たとき、中心から外に向かって時計回りに巻いているものを、右巻き、その逆を左巻きと表現します。巻き貝の大半は右巻きで、9割を占めると言われています。一般に、巻きの方向は巻き貝の種に依存しているそうです。左巻きの巻き貝は淡水に棲息しているものが多いとのこと。
巻き貝の種の歴史は非常に古く、白亜紀からすでに存在していました。アンモナイトと共存していても全くおかしくありません。
巻きの話しをしましたので、アンモナイトの巻きについても、お話しします。アンモナイトは右巻きでしょうか?左巻きでしょうか?左の写真だと、左巻きに見えますか?
正解は「どちらでもない」。アンモナイトには巻きはありません。左巻きに見えても、ひっくり返すと、右巻きに見えます。アンモナイトはいわゆる「平」巻きの構造をしており、表と裏がありません。従って、巻きに方向はないのです。一方で、螺旋型の巻き貝やカタツムリなどは巻きの方向が存在します。
ウンチクはこの程度にしましょう。コレクションとして鑑賞したとき、これほどユニークな化石は多くないでしょう。美しいイリデッセンス(iridescence)をもったクレオニセラスの開口部に、ひょっこりと佇む巻き貝。拍子抜けする構図ですが、なんとも仲睦まじいようで、見ていて安心しませんか。
裏返すと、素晴らしいイリデッセンス(iridescence)が鑑賞者を迎えてくれます。青を中心に呈色し神秘的な味わいを醸し出しています。
そして、この赤から青まで幅広い波長をカバーした、見事な虹色グラデーション。
そこに、この巻き貝!!いいですね~。
すんっばらしいイリデッセンス(iridescence)をもう一度。
どれだけ見ても飽きることがない、ほんっとうに素晴らしい虹色グラデーション。
殻をもつという点以外に、共通点を持たない両者が見事にマッチしています。
素晴らしいイリデッセンス(iridescence)をもつクレオニセラスと精細な保存状態の巻き貝が、お互いを引き立てながら共存した、見事なコレクションではないでしょうか。話題性抜群です。
商品スペック
商品ID | an913 |
---|---|
年代 | 中生代白亜紀(1億3500万 -- 6600万年前) |
学名 | 希少!まさかの共存!巻き貝とクレオニセラスのコラボレーション! |
産地 | Madagascar |
サイズ | 直径5.5cm |
商品解説 | 腹足類がくっついた、世界に一つだけの光るアンモナイト、クレオニセラス(Cleoniceras sp.)。 |
この商品を購入されたお客様のお声
無事到着いたしました。注文から到着まで丸一日、とても早いですね。現物を見て、写真以上のすばらしい発色と愛らしい姿に感動しています。とても満足のいく商品でまた利用させて頂きたいと思っています。
岡山県/女性
アンモナイトとは?
名前の由来
古代エジプトの太陽神アモンが持つ螺旋状に巻いた羊のツノににていたことから、アモンのツノという意味のアンモナイトになった。
画像「アンモナイト」『フリー百科事典ウィキペディア日本語版』。URL: http://ja.wikipedia.org
食性
口や歯の形などから肉食で、小さな甲殻類や貝などを食べていたと思われる。
サイズ
数cm~十数cm程度の化石が多いものの、直径2.5mのものもあった(イギリス)。
どんな生き物?
カタツムリの一種ではありません!実は、イカやタコの仲間。デボン紀から白亜紀まで栄え、恐竜と共に絶滅。
画像「アンモナイト」『フリー百科事典ウィキペディア日本語版』。URL: http://ja.wikipedia.org
北海道でよく獲れる理由
北海道が世界的にも有名な理由はノジュール(団塊)にあります。ノジュールとは、炭酸カルシウムを主成分とした硬い岩石の塊です。北海道産のアンモナイトは、多くの場合このノジュールに守られ、浸食を受けずほぼ完全な殻のままで保存されています。
生態
殻の内部は規則正しく仕切られ、もっとも出口に近い部屋に体が収まる。それより奥は空洞でガスが入っており、浮力を調節。