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深い肋、ブルーの色が全体を覆う、ビビッドな輝きのアンモナイト(Ammonte)/【an904】
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肋が深いタイプの、光るアンモナイトをご紹介します。直径3.4センチの可愛らしい手の平サイズながら、濃く光ります。
両面、青色を中心に輝く本標本は、マダガスカル産アンモナイトです。マダガスカルは、アンモナイトの宝庫と言われる地で、アンモナイトが採集される世界の名産地の一つとして注目されています。
アンモナイトは、古代から人々の関心を集めてきました。この不思議な形の石が『白亜紀以前に存在した絶滅生物の遺骸』だと分かったのは、まだたった300年程度前のことだといわれています。
アンモナイトが研究によって「化石」だとわかる前までは、魔法によって生物が石に閉じ込められた、とか、ヘビが石に変わってできたものだ、と信じる古代の人々もいたようです。確かに、このような不思議な形と色をした物体が目の前にあれば、そう感じてしまう人がいるというのも頷けるでしょう。
外殻の周りをぐるっと光が包みます。このように光り輝くアンモナイトは、イリデッセンスアンモナイト(Iridescence Ammonite)、または遊色効果のみられるアンモナイト、と呼ばれたりします。
本標本、青色が中心に光ります。吸い込まれそうな青色が特徴です。
こうやって標本全体を眺めると、肋に沿って陰影があるのが確認できますね。深い肋模様が本アンモナイトにデザイン性を生んでいるのがよくわかります。
断面です。本来はここに、アンモナイト本体が存在していましたが、化石化する過程で軟体部分は保存されず、現状のように堆積物で満たされています。
このあたり、ベストな輝きを有していますね。
決して大きくないサイズなのですが、強い輝きにより、見た目より大きく感じる印象があります。直径の割に重量感があるのも関係するかもしれません。どんな輝きを見せてくれるのだろう…と、ついつい手にしたくなる標本です。
商品スペック
商品ID | an904 |
---|---|
年代 | 中生代白亜紀(1億3500万 -- 6600万年前) |
学名 | 深い肋、ブルーの色が全体を覆う、ビビッドな輝きのアンモナイト(Ammonte) |
産地 | Madagascar |
サイズ | 直径3.4cm |
商品解説 | 深い肋、ブルーの色が全体を覆う、ビビッドな輝きのアンモナイト(Ammonte) |
この商品を購入されたお客様のお声
恐竜や化石の好きな息子の誕生日プレゼントとして購入しました。迫力のある恐竜のイラストつきのラッピングに、息子の興奮する姿が目に浮かびます。誕生日はまだ少し先ですが、今から渡すのが楽しみです。ありがとうございました。
東京都/男性
アンモナイトとは?
名前の由来
古代エジプトの太陽神アモンが持つ螺旋状に巻いた羊のツノににていたことから、アモンのツノという意味のアンモナイトになった。
画像「アンモナイト」『フリー百科事典ウィキペディア日本語版』。URL: http://ja.wikipedia.org
食性
口や歯の形などから肉食で、小さな甲殻類や貝などを食べていたと思われる。
サイズ
数cm~十数cm程度の化石が多いものの、直径2.5mのものもあった(イギリス)。
どんな生き物?
カタツムリの一種ではありません!実は、イカやタコの仲間。デボン紀から白亜紀まで栄え、恐竜と共に絶滅。
画像「アンモナイト」『フリー百科事典ウィキペディア日本語版』。URL: http://ja.wikipedia.org
北海道でよく獲れる理由
北海道が世界的にも有名な理由はノジュール(団塊)にあります。ノジュールとは、炭酸カルシウムを主成分とした硬い岩石の塊です。北海道産のアンモナイトは、多くの場合このノジュールに守られ、浸食を受けずほぼ完全な殻のままで保存されています。
生態
殻の内部は規則正しく仕切られ、もっとも出口に近い部屋に体が収まる。それより奥は空洞でガスが入っており、浮力を調節。