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二本木コレクション。北海道産ギガントカプルス・ギガンティウス(イノセラスムの断片化石付)/【an887】
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二本木コレクションです。一見、何の化石か分からないかもしれません。全体像を把握するのにちょっとしたこつが必要です。この標本には2つの生物が同居しています。
まず、こちらに模様を確認できるのは、白亜紀の笠形貝、ギガントカプルス・ギガンテウスです。直径12cm。
このギガントカプルスが張り付いているのは単なる母岩ではありません。
張り付いているのがお分かりいただけるでしょうか。
このギガントカプルスが張り付いているのは、なんと・・・・。
ひっくり返すと、なんと!!巨大な白亜紀の巻き貝イノセラムスの断片です。この標本自体は縦18cm、横13cmですが、この断片から全体を推測すると、おそらく縦40cm前後、横30cm前後に達すると考えられます。実に巨大なイノセラムスの断片です。
波打つ肋(ろく)がはっきりと確認できます。
こちらを表とすると・・・
こちらが側面。
そして、こちらが裏面です。裏面には冒頭で説明しましたギガントカプルス・ギガンテウスが居ます。このギガントカプルスは、イノセラムスに寄生していた可能性も考えられます。
実に巨大なイノセラムスの断片。
裏面にはこちらも巨大なギガントカプルスが居ます。
商品スペック
商品ID | an887 |
---|---|
年代 | 中生代白亜紀(1億3500万 -- 6600万年前) |
学名 | 二本木コレクション。北海道産ギガントカプルス・ギガンティウス(イノセラスムの断片化石付) |
産地 | 北海道 日本 |
サイズ | ギガントカプルス本体直径12cm イノセラムス縦18cm×横13cm 母岩含め全体18cm×13cm×7cm |
商品解説 | 二本木コレクション。北海道産ギガントカプルス・ギガンティウス(イノセラスムの断片化石付) Gigantocaplus giganteus 白亜紀カンパニアン期 天塩中川 掲載:「わたくしとアンモナイト」26ページ左下(掲載後、外岩削り表面研磨) |
アンモナイトとは?
名前の由来
古代エジプトの太陽神アモンが持つ螺旋状に巻いた羊のツノににていたことから、アモンのツノという意味のアンモナイトになった。
画像「アンモナイト」『フリー百科事典ウィキペディア日本語版』。URL: http://ja.wikipedia.org
食性
口や歯の形などから肉食で、小さな甲殻類や貝などを食べていたと思われる。
サイズ
数cm~十数cm程度の化石が多いものの、直径2.5mのものもあった(イギリス)。
どんな生き物?
カタツムリの一種ではありません!実は、イカやタコの仲間。デボン紀から白亜紀まで栄え、恐竜と共に絶滅。
画像「アンモナイト」『フリー百科事典ウィキペディア日本語版』。URL: http://ja.wikipedia.org
北海道でよく獲れる理由
北海道が世界的にも有名な理由はノジュール(団塊)にあります。ノジュールとは、炭酸カルシウムを主成分とした硬い岩石の塊です。北海道産のアンモナイトは、多くの場合このノジュールに守られ、浸食を受けずほぼ完全な殻のままで保存されています。
生態
殻の内部は規則正しく仕切られ、もっとも出口に近い部屋に体が収まる。それより奥は空洞でガスが入っており、浮力を調節。