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二本木コレクション、書籍掲載標本。白亜紀(カンパニアン)の巻貝断面化石/【an860】
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二本木コレクション。アンモナイトのハーフカットならぬ、巻き貝の断面標本です。
二本木コレクション。アンモナイトのハーフカットならぬ、巻き貝の断面標本です。巻き貝の最長部は7cm。かなり立派な巻き貝です。
ご覧下さい。巻き貝の内部の洞穴がしっかり確認できます。この標本はカンパニアン(約8350~約7060万年前)の地層から採集されたそうです。書籍「私のアン物語・録」29頁右上から二番目に記載のある二本木コレクションの一つです。
巻き貝の内部、外殻がほぼ完全な形で保存されていることが分かります。
裏面。
この化石は露頭下の転石だったものを採集し、一切のクリーニングを施すことなく、保存されてきた点も注目したいところです。まさに、8000万年前の時のみが生み出した化石といっても過言ではないでしょう。
商品スペック
商品ID | an860 |
---|---|
年代 | 中生代白亜紀(1億3500万 -- 6600万年前) |
学名 | 二本木コレクション、書籍掲載標本。白亜紀(カンパニアン)の巻貝断面化石 |
産地 | 北海道 日本 |
サイズ | 本体7cm×4cm 母岩全体12cm×11cm×6.7cm |
商品解説 | 二本木コレクション、白亜紀(カンパニアン)の巻貝断面化石。 産地は北海道、大夕張。 書籍「私のアンモナイト物語・録」29頁右上から二番目に掲載されている標本です。 |
アンモナイトとは?
名前の由来
古代エジプトの太陽神アモンが持つ螺旋状に巻いた羊のツノににていたことから、アモンのツノという意味のアンモナイトになった。
画像「アンモナイト」『フリー百科事典ウィキペディア日本語版』。URL: http://ja.wikipedia.org
食性
口や歯の形などから肉食で、小さな甲殻類や貝などを食べていたと思われる。
サイズ
数cm~十数cm程度の化石が多いものの、直径2.5mのものもあった(イギリス)。
どんな生き物?
カタツムリの一種ではありません!実は、イカやタコの仲間。デボン紀から白亜紀まで栄え、恐竜と共に絶滅。
画像「アンモナイト」『フリー百科事典ウィキペディア日本語版』。URL: http://ja.wikipedia.org
北海道でよく獲れる理由
北海道が世界的にも有名な理由はノジュール(団塊)にあります。ノジュールとは、炭酸カルシウムを主成分とした硬い岩石の塊です。北海道産のアンモナイトは、多くの場合このノジュールに守られ、浸食を受けずほぼ完全な殻のままで保存されています。
生態
殻の内部は規則正しく仕切られ、もっとも出口に近い部屋に体が収まる。それより奥は空洞でガスが入っており、浮力を調節。