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酒豪でも下戸でも楽しめる二本木認定コレクション。ユウパキデスカス一個体を整形・研磨した標本(中嶋勇氏)/【an835】
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二本木認定コレクション。酒瓶をイメージした造形標本をご紹介しましょう。
中は空洞似くりぬかれているわけではありませんので、実際に、酒瓶として利用することは叶いません。この標本は1つのノジュールにユウパキデスカスのおおよそ半分が包含されていたものを、中嶋勇氏の手によって、インテリアとして造形された逸品です。
とっての部分がそのまんまアンモナイト!
この酒瓶インテリアを眺めながら、一杯やればさぞうまいんでしょうね。
酒瓶の周囲に、ユウパキデスカスの縫合線が多数観察されます。
本標本は書籍「わたしとアンモナイト」では40頁右下に、「私のアンモナイト物語・録」では37頁左上から3番目に掲載されています。
16.5cmとインテリアとしても手頃なサイズ。2kg近くあり、非常に立派なものです。
縫合線は実にダイナミックです。インテリアのデザインとして後付けされたかのようにマッチしています。いうまでもなく、この縫合線はアンモナイトの房の最外殻の断面であり、自然のものです。
底面はフラットにカットされ安定します。
頂部はこのように、少しくぼんでいます。内部が空洞になっているわけではありませんので、実際に酒瓶として利用することはできません。
いかがだったでしょうか。天塩中川で採取された北海道アンモナイトがこのような個性的なインテリアに生まれ変わりました。国産アンモナイトを使った存在感抜群の素晴らしいインテリアです。味わい深い数々の縫合線、見る人を驚かせる取手の趣向など、見所満載。酒好きでも下戸でも楽しめる酒瓶風インテリアです(中嶋勇作)。書籍をご覧になったことのある方なら、必ず記憶に残るであろう二本木コレクションの中心的存在です。
商品スペック
商品ID | an835 |
---|---|
年代 | 中生代白亜紀(1億3500万 -- 6600万年前) |
学名 | 酒豪でも下戸でも楽しめる二本木認定コレクション。ユウパキデスカス一個体を整形・研磨した標本(中嶋勇氏) |
産地 | 北海道 日本 |
サイズ | 幅14cm×奥行9.5cm×高16.5cm 1955g |
商品解説 | 白亜紀チューロニアン期~カンパニアン期 天塩中川 1つのノジュールにユウパキデスカスの約半分が内包されている。ヘソ部だけを採取せず、外殻を活かして酒瓶をイメージし、中嶋勇氏が制作した逸品。 「わたくしとアンモナイト」40ページ右下掲載品 「私のアンモナイト物語・録」37ページ左上から三段目左掲載品 |
アンモナイトとは?
名前の由来
古代エジプトの太陽神アモンが持つ螺旋状に巻いた羊のツノににていたことから、アモンのツノという意味のアンモナイトになった。
画像「アンモナイト」『フリー百科事典ウィキペディア日本語版』。URL: http://ja.wikipedia.org
食性
口や歯の形などから肉食で、小さな甲殻類や貝などを食べていたと思われる。
サイズ
数cm~十数cm程度の化石が多いものの、直径2.5mのものもあった(イギリス)。
どんな生き物?
カタツムリの一種ではありません!実は、イカやタコの仲間。デボン紀から白亜紀まで栄え、恐竜と共に絶滅。
画像「アンモナイト」『フリー百科事典ウィキペディア日本語版』。URL: http://ja.wikipedia.org
北海道でよく獲れる理由
北海道が世界的にも有名な理由はノジュール(団塊)にあります。ノジュールとは、炭酸カルシウムを主成分とした硬い岩石の塊です。北海道産のアンモナイトは、多くの場合このノジュールに守られ、浸食を受けずほぼ完全な殻のままで保存されています。
生態
殻の内部は規則正しく仕切られ、もっとも出口に近い部屋に体が収まる。それより奥は空洞でガスが入っており、浮力を調節。