- 化石セブン【HOME】
- 化石販売
- アンモナイトの仲間の化石販売
- オウムガイの化石販売
- ケイ酸塩鉱物で美しく置換されたノーチラスことオウムガイの化石
ケイ酸塩鉱物で美しく置換されたノーチラスことオウムガイの化石/【an820】
日本全国送料0円 この商品について質問する 探して欲しい商品がある
SOLD OUT 売却済み | スマホ向けサイトのトップページはこちら
オウムガイはこの角度から撮るのがツウなんです。
ボールのような形で知られるオウムガイの殻の化石です。
白い部分はケイ酸塩鉱物で置換され透き通るように美しい標本です。
開口部が異様に大きいのがオウムガイの特徴。古い時代のオウムガイも新しいオウムガイも、この点は共通しています。
現代のオウムガイは10cmを超えれば比較的大きい部類ですが、古代のものは20cmを超える、ビックリするほど巨大なものがあります。本品は直径85mmとミドルサイズですが、それでも286gもあります。この点からもオウムガイがいかに分厚いかが分かりますね。ずっしりと手に伝わる重量感。
白っぽい部分は石英を含むケイ酸塩鉱物です。ヘソに近くなるほど中途半端に置き換わるのではなく、完全に置換されています。これらの部分は本体(軟体部)が収まる部分ではなく、気体や海水が流出入する部分です。
ところで、オウムガイは、なぜオウムガイというかご存じですか?
化石には残りませんが、軟体部の上部にずきんと言われる組織があり、それが鳥のオウムのくちばしに似ていることに由来しています。気になった方は、現世のオウムガイの画像を検索してみて下さいね。
ちなみに英語では、Nautilus(ノーチラス)と言います。ノーチラスときいてアメリカの潜水艦を思い出す人も多いのでは?ジュールベルヌの名作「海底二万里」の潜水艦の名前も、たしかノーチラスでしたね。
商品スペック
商品ID | an820 |
---|---|
年代 | 中生代白亜紀(1億3500万 -- 6600万年前) |
学名 | ケイ酸塩鉱物で美しく置換されたノーチラスことオウムガイの化石 |
産地 | Madagascar |
サイズ | 直径8.5cm 殻口部5.4cm 286g |
商品解説 | ケイ酸塩鉱物で美しく置換されたノーチラスことオウムガイの化石 |
この商品を購入されたお客様のお声
何とまあ、図々しい程に大きな開口部でしょうか。しかも、螺旋の中心部から突然の開口部への成長ぶりで綺麗な乳白色は逸品もの。アンモナイトとは異なり、開口部の中心部分に連接細管がみてとれます。個人的に、この痕跡が人間のヘソと同様に感じられ、生きた証として大好きな部分です。今回のオウム貝は、ちょっぴり贅沢なペーパーウェイトとして机の上で活躍中です。
福岡県/男性
オウムガイとは?
名前の由来
外観がオウムのくちばしに見えることから。英名はノーチラス(Nautilus)で、ギリシャ語の水夫に由来。
生きた化石
4億5000万年前~5億年前に誕生し、それから現在までほとんど進化していない。
眼
外側が平らになった独特の形をもつ。タコやイカのカメラ眼とは異なりレンズの構造がないため、視力はよくない。
食性
90本ほどの触手をもち、それぞれにあるシワに付着させる。
生態
殻の内部は規則正しく仕切られ、もっとも出口に近い部屋に体が収まる。それより奥は空洞でガスが入っており、浮力を調節。