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どちらの面を表にして飾る!?嬉しい悩みの縫合線ポリッシュアンモナイト(Ammonite)/【an716】
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アンモナイトの鑑賞どころともいえる菊の葉模様(縫合線)がハッキリわかる、これぞ『ザ・アンモナイト』といったマダガスカル標本です。
アンモナイトの殻表面をポリッシュすることで、ご覧のような縫合線模様が見られます。
反対側は、透明感が感じられるやさしい雰囲気の表情をしています。
アンモナイトは、古生代と中生代にかけて、約3億5000万年間という長い期間生息した頭足類です。示準(しじゅん)化石としてもよく知られていますね。地質学の研究の上で、なくてはならない重要な生物です。
アンモナイトの殻の中には、気房(きぼう)とよばれる構造があります。気房は隔壁(かくへき)とよばれる薄い壁によって仕切られていて、これによってガス交換を行なって浮力を調節しているんですね。この隔壁のヒダは、殻の本体とぶつかり合う部分で複雑に折れ込むといった特徴があります。このヒダが、我々には菊葉模様となって表面に見えるというわけです。
こちらは断面。なかなかスレンダーですね。
後ろからライトを当てると、縫合線模様がよりはっきり浮かび上がります。ちなみに、なぜ隔壁のヒダがこんなにも複雑に織り込んだ形状になるかというと、殻の強度を高めたり軽量化をはかるためです。
波模様のほうが強度が高まるという事実は、ダンボールの芯部分や波板によく例えられます。アンモナイトは、本能的にそれを知っていたのでしょうか。
直径10センチ近くあり、重さもしっかりあるので縫合線アンモナイトを手にした!という充足感が得られます。
両面ともに見どころ満載で雰囲気が異なるので、どちらの面を表にして飾ろうかと、嬉しい悩みが出てきそうです。
商品スペック
商品ID | an716 |
---|---|
年代 | 中生代白亜紀(1億3500万 -- 6600万年前) |
学名 | どちらの面を表にして飾る!?嬉しい悩みの縫合線ポリッシュアンモナイト(Ammonite) |
産地 | Madagascar |
サイズ | 直径9.5cm |
商品解説 | どちらの面を表にして飾る!?嬉しい悩みの縫合線ポリッシュアンモナイト(Ammonite) |
この商品を購入されたお客様のお声
メノウやヒスイにも似た透明感があるため、縫合線が立体的に透けて見える点がとても気に入っています。表と裏で表情がガラリと変わるため、時々表裏を置き換えながら楽しんでいます。本標本の入手をもって、アンモナイトは「マダガスカル産の虹色に光るもの」と「パイライト化したもの」、それに今回の標本と3種が揃いました。運命のいたずらか、同じ生物がそれぞれに異なる鉱物への変化を遂げていることが不思議であり、神秘的であり、また面白くもあります。忙しい日常のなかにあって、ふと太古に思いを馳せる時間は私にとって貴重なものです。これからも様々なアンモナイト化石をコレクションしてじっくりと比較していきます。良質の化石をご提供くださりありがとうございました。
福岡県/男性
アンモナイトとは?
名前の由来
古代エジプトの太陽神アモンが持つ螺旋状に巻いた羊のツノににていたことから、アモンのツノという意味のアンモナイトになった。
画像「アンモナイト」『フリー百科事典ウィキペディア日本語版』。URL: http://ja.wikipedia.org
食性
口や歯の形などから肉食で、小さな甲殻類や貝などを食べていたと思われる。
サイズ
数cm~十数cm程度の化石が多いものの、直径2.5mのものもあった(イギリス)。
どんな生き物?
カタツムリの一種ではありません!実は、イカやタコの仲間。デボン紀から白亜紀まで栄え、恐竜と共に絶滅。
画像「アンモナイト」『フリー百科事典ウィキペディア日本語版』。URL: http://ja.wikipedia.org
北海道でよく獲れる理由
北海道が世界的にも有名な理由はノジュール(団塊)にあります。ノジュールとは、炭酸カルシウムを主成分とした硬い岩石の塊です。北海道産のアンモナイトは、多くの場合このノジュールに守られ、浸食を受けずほぼ完全な殻のままで保存されています。
生態
殻の内部は規則正しく仕切られ、もっとも出口に近い部屋に体が収まる。それより奥は空洞でガスが入っており、浮力を調節。