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古生代デボン紀の代表選手を2つセットで!オルソセラスとアンモナイト化石セット(ケース&スタンド付)/【an611】
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古生代デボン紀の海の代表選手、オルソセラスとゴニアタイトのセット販売です。化石ビギナーの方、アンモナイト史に触れたい方にとくにおすすめです。
上の写真左側の、この標本はゴニアタイトと言います。非常にシンプルで面白い幾何学的な模様が人気で世界中にコレクターがいます。地域地層、堆積環境によって、この模様が様々に変化するため、複数のゴニアタイトを収集する方もたくさんいらっしゃいます。
「あれ、これアンモナイトじゃないの?」と思われた方もいるのでは。そうです、これはアンモナイトの祖先にあたる生物の化石です。狭義のアンモナイトは、中生代(陸上で恐竜たちが大繁栄した時代)の海に生息していましたが、その前のピリオドである古生代には、アンモナイトはいませんでした。恐竜時代が到来する前の古生代には、古型アンモナイトの仲間であるゴニアタイトが隆盛を極めていました。
ゴニアタイトは古生代の海を遊泳していました。ゴニアタイトは古生代末期のペルム紀の大絶滅の壁を乗り越えることができず、中生代に入ると、新型のアンモナイトが登場する、というわけです。新型のアンモナイトにくらべて、シンプルで現代アートのような味わいがあります。
一方、こちらはオルソセラスです。こちらも、アンモナイトやゴニアタイトの仲間なのです!渦を巻いていないじゃないか!と思われる方も多いでしょう。オルソセラスは殻が一直線に伸びた仲間です。こちらも古生代に隆盛を極め、中生代の最初の時期である三畳紀までは生き延びたものの、その後は、新型アンモナイトに取って代わられます。写真の白い部分が真っ直ぐ伸びているのがお分かりいただけるでしょう。和名はその名も「直角貝」。ゴニアタイトの決定的な違いは、殻の形。オルソセラスは真っ直ぐ伸びていて、ゴニアタイトは平巻き型です。
余談ですが古生代、中生代、現代(新生代第四紀)まで、耐えることなく種をつないできた、頭足類(アンモナイトなどのような仲間)にオウムガイがあります。新型のアンモナイトも、中生代白亜紀末期を最期に地球上から姿を消しました。
古生代デボン紀以降の海の主役といっても過言ではない、2種をセットにしています。これら頭足類にとっては、比較的生存競争が楽だった古生代に比べ、中生代になると、大型のモササウルスなどの強力な海生爬虫類が台頭し、アンモナイトも形を変えるなど、厳しい生存環境へと変化していきます。まだ比較的おだやか?だった古生代の、シンプルな味わいのある2種です。
どこか穏やかな感じがしませんか?しませんね・・・。
同じ海にいただけあって、形の違う兄弟のように雰囲気が似ています。
商品スペック
商品ID | an611 |
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年代 | 古生代デボン紀(4億1000万 -- 3億6700万年前) |
学名 | 古生代デボン紀の代表選手を2つセットで!オルソセラスとアンモナイト化石セット(ケース&スタンド付) |
産地 | Morocco |
サイズ | オルソセラス7.6cm / アンモナイト直径4cm |
商品解説 | 古生代デボン紀の代表選手を2つセットで!オルソセラスとアンモナイト化石セット(ケース&スタンド付) |
アンモナイトとは?
名前の由来
古代エジプトの太陽神アモンが持つ螺旋状に巻いた羊のツノににていたことから、アモンのツノという意味のアンモナイトになった。
画像「アンモナイト」『フリー百科事典ウィキペディア日本語版』。URL: http://ja.wikipedia.org
食性
口や歯の形などから肉食で、小さな甲殻類や貝などを食べていたと思われる。
サイズ
数cm~十数cm程度の化石が多いものの、直径2.5mのものもあった(イギリス)。
どんな生き物?
カタツムリの一種ではありません!実は、イカやタコの仲間。デボン紀から白亜紀まで栄え、恐竜と共に絶滅。
画像「アンモナイト」『フリー百科事典ウィキペディア日本語版』。URL: http://ja.wikipedia.org
北海道でよく獲れる理由
北海道が世界的にも有名な理由はノジュール(団塊)にあります。ノジュールとは、炭酸カルシウムを主成分とした硬い岩石の塊です。北海道産のアンモナイトは、多くの場合このノジュールに守られ、浸食を受けずほぼ完全な殻のままで保存されています。
生態
殻の内部は規則正しく仕切られ、もっとも出口に近い部屋に体が収まる。それより奥は空洞でガスが入っており、浮力を調節。