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均整の取れた非常に美しい標本、フランス産黄鉄鉱化アンモナイト(Ammonite)/【an2537】
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こちらはフランス・アヴェロンで採集された黄鉄鉱化アンモナイトです。黄鉄鉱化アンモナイトとはなんぞ?と思うかもしれません。アンモナイトの殻が海底深くに埋まり、長い時間をかけて水に含まれる鉄と硫黄によって置き換わり、黄鉄鉱という鉱物に変わったものです。面白いのは全体的な形状や縫合線といった特徴はそのままに、成分だけが入れ替わっているところです。

アンモナイトの殻は主に炭酸カルシウムやアラゴナイト(霰石)でできていたと考えられています。現代の巻き貝なども同様に炭酸カルシウムでできています。これらが、少しずつ黄鉄鉱へと変化していったのでしょう。

フランスのアヴェロンからは、こうした黄鉄鉱アンモナイトがよく見つかります。しかも保存状態が大変良好です。発見されるのはほぼジュラ紀の標本に限られます。

殻に細かな引っかき傷のようなものがたくさん見えますね。これを縫合線と言います。縫合線とは文字通り、縫い合わせたような痕に見えますが、当然、縫ったわけではなく、殻にもともと備わっていた構造が露出したものです。殻の内部は詰まっていたわけではなく、網目構造のように入り組んでいました。これはできるだけ軽量化しつつ、強さを保てるように進化した結果だと考えられています。古い時代のアンモナイトほど、この縫合線はシンプルなんですね。古生代から中生代、中生代のなかでもジュラ紀、白亜紀と時代が進むごとに、より複雑化していく傾向にあります。より強力な天敵に対応するためだったのかもしれませんね。

黄鉄鉱化アンモナイトは、崩れていることが多いのですが、この標本は非常に均整が取れており、美しい個体です。

側面から撮影しました。縁部は少し尖っており、ラインがあります。

直径最大部21ミリほどあります。

100円玉とほぼ同じ大きさです。ちなみに100円玉の直径は22ミリから23ミリ前後となっています。
商品スペック
商品ID | an2537 |
---|---|
年代 | 中生代ジュラ紀(1億9500万 -- 1億3500万年前) |
学名 | 均整の取れた非常に美しい標本、フランス産黄鉄鉱化アンモナイト(Ammonite) |
産地 | Aveyron, France |
サイズ | 本体直径2.1cm |
商品解説 | 均整の取れた非常に美しい標本、フランス産黄鉄鉱化アンモナイト(Ammonite) |
アンモナイトとは?
名前の由来
古代エジプトの太陽神アモンが持つ螺旋状に巻いた羊のツノににていたことから、アモンのツノという意味のアンモナイトになった。
画像「アンモナイト」『フリー百科事典ウィキペディア日本語版』。URL: http://ja.wikipedia.org
食性
口や歯の形などから肉食で、小さな甲殻類や貝などを食べていたと思われる。
サイズ
数cm~十数cm程度の化石が多いものの、直径2.5mのものもあった(イギリス)。
どんな生き物?
カタツムリの一種ではありません!実は、イカやタコの仲間。デボン紀から白亜紀まで栄え、恐竜と共に絶滅。
画像「アンモナイト」『フリー百科事典ウィキペディア日本語版』。URL: http://ja.wikipedia.org
北海道でよく獲れる理由
北海道が世界的にも有名な理由はノジュール(団塊)にあります。ノジュールとは、炭酸カルシウムを主成分とした硬い岩石の塊です。北海道産のアンモナイトは、多くの場合このノジュールに守られ、浸食を受けずほぼ完全な殻のままで保存されています。
生態
殻の内部は規則正しく仕切られ、もっとも出口に近い部屋に体が収まる。それより奥は空洞でガスが入っており、浮力を調節。