- 化石セブン【HOME】
- 化石販売
- アンモナイトの仲間の化石販売
- フランス・アヴェロン県のジュラ紀の地層で発見、採集された黄鉄鉱化アンモナイト(Ammonite)のハーフカット標本
フランス・アヴェロン県のジュラ紀の地層で発見、採集された黄鉄鉱化アンモナイト(Ammonite)のハーフカット標本/【an2533】
日本全国送料0円 この商品について質問する 探して欲しい商品がある
ご入金の確認が完了したご注文は即日発送
送料無料 税込み 7,800円 この価格で分割払いした場合は? | スマホ向けサイトはこちら
![フランス・アヴェロン県のジュラ紀の地層で発見、採集された黄鉄鉱化アンモナイト(Ammonite)のハーフカット標本(その1)](/kanri/images_shouhin/mjfjdxobdpxnvypmqkma/pic1.webp)
こちらはフランス・アヴェロン県で発見されたジュラ紀の黄鉄鉱化アンモナイトです。全体が黄鉄鉱に置き換わっており、金に似た光沢と色合いを持つのが特徴です。黄鉄鉱は鉄と硫黄がほぼ半々の化合物で、かつて金と間違われることが多かったため、「愚か者の金」とも呼ばれています。なんとも皮肉な二つ名ですね。
![フランス・アヴェロン県のジュラ紀の地層で発見、採集された黄鉄鉱化アンモナイト(Ammonite)のハーフカット標本(その2)](/kanri/images_shouhin/mjfjdxobdpxnvypmqkma/pic2.webp)
殻の表面には、もともとあった縫合線がそのまま黄鉄鉱化していますね。縫合線とは、殻の表層にある骨格が露出した部分で、アンモナイトが若いほどその模様が複雑になります。こちらの個体も、かなり複雑なパターンを持っています。
![フランス・アヴェロン県のジュラ紀の地層で発見、採集された黄鉄鉱化アンモナイト(Ammonite)のハーフカット標本(その3)](/kanri/images_shouhin/mjfjdxobdpxnvypmqkma/pic3.webp)
アンモナイトの殻の内部は小さな部屋に分かれており、空気や海水が充填されていたと考えられています。これらの部屋の量を増減させることで、浮力を調節できたという説もあります。最も外側の部屋には軟体部(本体)が入っていました。内部の構造についてはコラム「アンモナイトやオウムガイの内部はどうなっていたか?」を御覧ください。
![フランス・アヴェロン県のジュラ紀の地層で発見、採集された黄鉄鉱化アンモナイト(Ammonite)のハーフカット標本(その4)](/kanri/images_shouhin/mjfjdxobdpxnvypmqkma/pic4.webp)
なぜこのような黄鉄鉱化が進んだのでしょうか?
アンモナイトが遺骸となった後、軟体部が硫酸還元細菌によって分解され、硫化水素(H₂S)が発生します。この硫化水素が堆積物中の鉄イオンと結びつき、硫化鉄が沈殿します。時間が経つことで硫化鉄は黄鉄鉱に変化し、殻の元々の成分と徐々に置き換わった結果、このような化石ができたと考えられています。
![フランス・アヴェロン県のジュラ紀の地層で発見、採集された黄鉄鉱化アンモナイト(Ammonite)のハーフカット標本(その5)](/kanri/images_shouhin/mjfjdxobdpxnvypmqkma/pic5.webp)
産地であるフランス・アヴェロン県は、兵庫県と友好関係を築いているそうです。化石に関する直接的なつながりはないようですが、自然豊かなアヴェロン県の村には「アヴェロン・ひょうご友好の橋」が架かっているとのことです。
![フランス・アヴェロン県のジュラ紀の地層で発見、採集された黄鉄鉱化アンモナイト(Ammonite)のハーフカット標本(その6)](/kanri/images_shouhin/mjfjdxobdpxnvypmqkma/pic6.webp)
直径最大部19ミリほどあります。
![フランス・アヴェロン県のジュラ紀の地層で発見、採集された黄鉄鉱化アンモナイト(Ammonite)のハーフカット標本(その7)](/kanri/images_shouhin/mjfjdxobdpxnvypmqkma/pic7.webp)
100円玉との比較。フランス・アヴェロン県のジュラ紀の地層で発見、採集された黄鉄鉱化アンモナイトです。
商品スペック
商品ID | an2533 |
---|---|
年代 | 中生代ジュラ紀(1億9500万 -- 1億3500万年前) |
学名 | フランス・アヴェロン県のジュラ紀の地層で発見、採集された黄鉄鉱化アンモナイト(Ammonite)のハーフカット標本 |
産地 | Aveyron, France |
サイズ | 本体直径1.9cm |
商品解説 | フランス・アヴェロン県のジュラ紀の地層で発見、採集された黄鉄鉱化アンモナイト(Ammonite)のハーフカット標本 |
アンモナイトとは?
名前の由来
古代エジプトの太陽神アモンが持つ螺旋状に巻いた羊のツノににていたことから、アモンのツノという意味のアンモナイトになった。
画像「アンモナイト」『フリー百科事典ウィキペディア日本語版』。URL: http://ja.wikipedia.org
食性
口や歯の形などから肉食で、小さな甲殻類や貝などを食べていたと思われる。
サイズ
数cm~十数cm程度の化石が多いものの、直径2.5mのものもあった(イギリス)。
どんな生き物?
カタツムリの一種ではありません!実は、イカやタコの仲間。デボン紀から白亜紀まで栄え、恐竜と共に絶滅。
画像「アンモナイト」『フリー百科事典ウィキペディア日本語版』。URL: http://ja.wikipedia.org
北海道でよく獲れる理由
北海道が世界的にも有名な理由はノジュール(団塊)にあります。ノジュールとは、炭酸カルシウムを主成分とした硬い岩石の塊です。北海道産のアンモナイトは、多くの場合このノジュールに守られ、浸食を受けずほぼ完全な殻のままで保存されています。
生態
殻の内部は規則正しく仕切られ、もっとも出口に近い部屋に体が収まる。それより奥は空洞でガスが入っており、浮力を調節。