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ネガ・ポジ両方残存したノジュール!ヒマラヤ産山脈で採れる、ネパール産のジュラ紀のアンモナイト/【an2528】
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こちらはネパール産のジュラ紀のアンモナイトです。ヒマラヤ山脈の隆起により、低位にあった海洋性の地層が隆起し、現在では高地で発掘がされています。ご覧のように、ポジティブサイドとネガティブサイドに分離したいわゆるノジュールです。ノジュールとは、遺骸が地中に埋没した後、周囲の鉱物質の水溶液が徐々に沈殿、固化し、周辺に積み重なり丸くなった状態の石のことです。ハンマーで割ると、このように化石が現れることがあります。
現在では、ネパールから国外に輸出されていないため、以前に日本国内に輸入されたオールドコレクションのみが流通しています。
ノジュールに包まれた化石は、酸化や風化の影響を受けにくく、良好な保存状態を保ちやすい特徴があります。大規模な造山運動による圧縮や剪断の影響を受けながらも、このように良好な状態が維持されているのは、ノジュールの保護効果があったからかもしれません。
また、写真の右下部分には鈍い金属光沢が見られますね。これは黄鉄鉱化が進んだ部分です。鉄分の多い堆積環境では、遺骸の分解に伴って硫酸還元菌が活動し、硫化水素が発生します。この硫化水素が鉄イオンと結びつくことで黄鉄鉱が形成され、化石の表面や内部に沈着することがあります。これはその一例と言えるでしょう。
アンモナイトの殻に波打つように刻まれた肋(ろく)が印象的です。ネパール産のアンモナイトは地域の人々にとって神聖な石とされ、儀式で使う品あるいは装飾品として利用されてきた歴史があるそうです。
こちらはネガティブサイドの特徴です。一部が残っているため、化石の裏側を見ることができます。一般的な化石では内部を観察することはできませんが、ノジュールのネガティブサイドの標本では、その利点を活かして内部まで確認できるのが特徴です。
二つを合わせてみると、ぴったりと噛み合います。もともとは一つの石だったので当然ではあるものの、見事に一致します。
側面からも見てみましょう。ちょうど化石が入っている部分で割れているのがわかりますね。化石の本体を中心に堆積しているため、その部分を起点に割れやすいという特徴があります。
大きい方(ポジティブサイド)の直径最大部は68ミリほどあります。
100円玉との比較。アンモナイトの殻全体が保存され、肋(ろく)など細部のディティールもしっかりと残されています。
商品スペック
商品ID | an2528 |
---|---|
年代 | 中生代ジュラ紀(1億9500万 -- 1億3500万年前) |
学名 | ネガ・ポジ両方残存したノジュール!ヒマラヤ産山脈で採れる、ネパール産のジュラ紀のアンモナイト |
産地 | Nepal |
サイズ | 直径6.8cm 母岩含め全体(ネガポジ合わせて)8cm×7.6cm×厚5cm 507g |
商品解説 | ネガ・ポジ両方残存したノジュール!ヒマラヤ産山脈で採れる、ネパール産のジュラ紀のアンモナイト |
アンモナイトとは?
名前の由来
古代エジプトの太陽神アモンが持つ螺旋状に巻いた羊のツノににていたことから、アモンのツノという意味のアンモナイトになった。
画像「アンモナイト」『フリー百科事典ウィキペディア日本語版』。URL: http://ja.wikipedia.org
食性
口や歯の形などから肉食で、小さな甲殻類や貝などを食べていたと思われる。
サイズ
数cm~十数cm程度の化石が多いものの、直径2.5mのものもあった(イギリス)。
どんな生き物?
カタツムリの一種ではありません!実は、イカやタコの仲間。デボン紀から白亜紀まで栄え、恐竜と共に絶滅。
画像「アンモナイト」『フリー百科事典ウィキペディア日本語版』。URL: http://ja.wikipedia.org
北海道でよく獲れる理由
北海道が世界的にも有名な理由はノジュール(団塊)にあります。ノジュールとは、炭酸カルシウムを主成分とした硬い岩石の塊です。北海道産のアンモナイトは、多くの場合このノジュールに守られ、浸食を受けずほぼ完全な殻のままで保存されています。
生態
殻の内部は規則正しく仕切られ、もっとも出口に近い部屋に体が収まる。それより奥は空洞でガスが入っており、浮力を調節。