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ザ・群集標本!北海道北部中川町の白亜紀の地層から採集されたフィロセラス(Phylloceras)、ポリプチコセラス(Polyptychoceras)を含む石塊/【an2520】
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こちらは北海道の北部、中川町にて採集された、様々なアンモナイトの群集標本です。多種多様な化石が含まれているため、明瞭に同定できそうな標本を中心に紹介してまいります。中央の丸い標本をご覧ください。こちらは密巻き、細脈のフィロセラスと思しき標本です。非常に美しい細脈が見られますね。周辺には多数の部分化石が埋まっています。
右には同じくフィロセラスと思しき断面が見られます。
その上には直線的な殻の化石も見られます。ベレムナイトでしょうか。
北海道は世界的なアンモナイトの産地の一つです。白亜紀の地層から、北海道固有種も含め、さまざまな形態のアンモナイトが見られます。
この標本のハイライトは実は裏面にあります。なんと、異常巻きアンモナイトの一つ、ポリプチコセラスが見られます。
ポリプチコセラスは北海道を代表する異常巻きアンモナイトの一つで、殻が180度Uターンしたり、うねるようなカーブを描いたりと、特殊な巻き方をしています。一般的な正常巻きでも、直線的な巻き方でもない、このような巻き方を「異常巻き」と言います。異常といっても、種として異常な状態にあるということではなく、あくまで環境適応の結果と考えられています。アンモナイトの巻き方についてはコラム「正常巻きアンモナイトの巻き方 ~密巻きとゆる巻き~」を御覧ください。
断面を這うように、ダイナミックに伸びた姿を見ることができます。
また異なる側面を見ますと、こちらにも部分的な化石が見られます。360度どこから見ても、化石が見られる、「ザ・群集標本」というべきアイテムです。流れが弱く、嫌気性の環境で、生物の遺骸が集合しやすく、また化石化しやすいスポット、いわゆるフォッシルベッドを形成していたと思われます。
母岩含め左右約8センチほどあります。
100円玉との比較。北海道北部、中川町の白亜紀の地層から採集された、フィロセラス、ポリプチコセラスを含む群集標本です。
商品スペック
商品ID | an2520 |
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年代 | 中生代白亜紀(1億3500万 -- 6600万年前) |
学名 | ザ・群集標本!北海道北部中川町の白亜紀の地層から採集されたフィロセラス(Phylloceras)、ポリプチコセラス(Polyptychoceras)を含む石塊 |
産地 | 北海道 日本 |
サイズ | アンモナイト直径1.8cm 母岩含め全体8.2cm×6.2cm×厚3.5cm |
商品解説 | ザ・群集標本!北海道北部中川町の白亜紀の地層から採集されたフィロセラス(Phylloceras)、ポリプチコセラス(Polyptychoceras)を含む石塊 |
アンモナイトとは?
名前の由来
古代エジプトの太陽神アモンが持つ螺旋状に巻いた羊のツノににていたことから、アモンのツノという意味のアンモナイトになった。
画像「アンモナイト」『フリー百科事典ウィキペディア日本語版』。URL: http://ja.wikipedia.org
食性
口や歯の形などから肉食で、小さな甲殻類や貝などを食べていたと思われる。
サイズ
数cm~十数cm程度の化石が多いものの、直径2.5mのものもあった(イギリス)。
どんな生き物?
カタツムリの一種ではありません!実は、イカやタコの仲間。デボン紀から白亜紀まで栄え、恐竜と共に絶滅。
画像「アンモナイト」『フリー百科事典ウィキペディア日本語版』。URL: http://ja.wikipedia.org
北海道でよく獲れる理由
北海道が世界的にも有名な理由はノジュール(団塊)にあります。ノジュールとは、炭酸カルシウムを主成分とした硬い岩石の塊です。北海道産のアンモナイトは、多くの場合このノジュールに守られ、浸食を受けずほぼ完全な殻のままで保存されています。
生態
殻の内部は規則正しく仕切られ、もっとも出口に近い部屋に体が収まる。それより奥は空洞でガスが入っており、浮力を調節。