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縫合線と黄鉄鉱化が同時に見られる希少品!マダガスカル産の約1億年前のアンモナイト、クレオニセラス(Cleoniceras)/【an2506】
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こちらは縫合線が見られるマダガスカル産のクレオニセラスです。縫合線とは写真の殻全体で見られるような複雑なラインのことで、殻の表層を研磨すると出現する模様のことです。一方で、その下には一部は黄鉄鉱化している珍しい個体です。縫合線だけが見られるアンモナイトや、黄鉄鉱化しているアンモナイトはありますが、同時に両方が見られる個体は希少です。とくにマダガスカル産ではなおさら珍しいです。
クレオニセラスはマダガスカルを代表するアンモナイトで、約1億年前の海中を遊泳していたと考えられています。恐竜時代のアンモナイトの一つですね。
モササウルスなどの獰猛な海生爬虫類が潜む海で生きていたアンモナイトです。殻の強度を上げつつ軽量になるように進化した結果、縫合線が複雑化したと考えられています。白亜紀のアンモナイトの縫合線はたいてい複雑です。
ご覧のようにはっきりと黄鉄鉱化しています。黄鉄鉱とは硫黄と鉄がほぼ半々の鉱物で、もともと、アンモナイトの殻の成分ではありません。黄鉄鉱が豊富な地域で長年堆積したことで、ゆっくりと本来の成分と入れ替わった結果と考えられています。
殻の一部はメノウ化しています。
直径最大部5センチ弱です。
100円玉との比較。マダガスカル産の約1億年前のアンモナイト、クレオニセラスです。縫合線と黄鉄鉱化が同時に見られる希少品です。
商品スペック
商品ID | an2506 |
---|---|
年代 | 中生代白亜紀(1億3500万 -- 6600万年前) |
学名 | 縫合線と黄鉄鉱化が同時に見られる希少品!マダガスカル産の約1億年前のアンモナイト、クレオニセラス(Cleoniceras) |
産地 | Madagascar |
サイズ | 直径4.9cm 厚1.2m |
商品解説 | 縫合線と黄鉄鉱化が同時に見られる希少品!マダガスカル産の約1億年前のアンモナイト、クレオニセラス(Cleoniceras) |
アンモナイトとは?
名前の由来
古代エジプトの太陽神アモンが持つ螺旋状に巻いた羊のツノににていたことから、アモンのツノという意味のアンモナイトになった。
画像「アンモナイト」『フリー百科事典ウィキペディア日本語版』。URL: http://ja.wikipedia.org
食性
口や歯の形などから肉食で、小さな甲殻類や貝などを食べていたと思われる。
サイズ
数cm~十数cm程度の化石が多いものの、直径2.5mのものもあった(イギリス)。
どんな生き物?
カタツムリの一種ではありません!実は、イカやタコの仲間。デボン紀から白亜紀まで栄え、恐竜と共に絶滅。
画像「アンモナイト」『フリー百科事典ウィキペディア日本語版』。URL: http://ja.wikipedia.org
北海道でよく獲れる理由
北海道が世界的にも有名な理由はノジュール(団塊)にあります。ノジュールとは、炭酸カルシウムを主成分とした硬い岩石の塊です。北海道産のアンモナイトは、多くの場合このノジュールに守られ、浸食を受けずほぼ完全な殻のままで保存されています。
生態
殻の内部は規則正しく仕切られ、もっとも出口に近い部屋に体が収まる。それより奥は空洞でガスが入っており、浮力を調節。