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美しい断面にご注目!珍しい!米国サウスダコタ州産のアンモナイト、ホプロスカフィテス(Hoploscaphites)のハーフカット標本/【an2486】
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こちらは米国サウスダコタ州で見つかったアンモナイト、ホプロスカフィテスのハーフカット標本です。白い隔壁のラインが美しいです。
アンモナイトの殻の内部は、種類に関係なく個別の部屋に分かれています。内部には海水や空気が出入りでき、浮力を調節することができたという説があります。小部屋は、写真に見られる白いラインの隔壁によって仕切られています。詳しくはコラム「アンモナイトやオウムガイの内部はどうなっていたか?」を御覧ください。
小部屋は本来、完全な空洞だったと考えられていますが、現在では堆積物(カルサイトなどの珪酸塩鉱物)が付着しています。
表側です。堆積物が付着していますが、それでも、ホプロスカフィテスの特徴的な脈(肋)が見られます。
縁部を撮影しました。細かな肋模様が剥がれた部分から、縫合線が顔を覗かせています。縫合線とは、殻の最も外側の骨格が露出した部分で、白亜紀後期のアンモナイトの縫合線は非常に複雑であることで知られています。特に、ホプロスカフィテスは白亜紀の最後の時期であるマーストリヒチアンから、新生代の暁新世初期まで生き残っていたと言われており、最も若いグループの一つです。
側面から撮影。中央でカットされた標本です。
直径最大部54ミリほどあります。
100円玉との比較。市場ではあまり見かけない米国サウスダコタ州産のアンモナイト、ホプロスカフィテスのハーフカット標本です。美しい断面にご注目ください。
商品スペック
商品ID | an2486 |
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年代 | 中生代白亜紀(1億3500万 -- 6600万年前) |
学名 | 美しい断面にご注目!珍しい!米国サウスダコタ州産のアンモナイト、ホプロスカフィテス(Hoploscaphites)のハーフカット標本 |
産地 | South Dakota, U.S.A. |
サイズ | アンモナイト直径5.4cm 厚1.2cm |
商品解説 | 美しい断面にご注目!珍しい!米国サウスダコタ州産のアンモナイト、ホプロスカフィテス(Hoploscaphites)のハーフカット標本 |
アンモナイトとは?
名前の由来
古代エジプトの太陽神アモンが持つ螺旋状に巻いた羊のツノににていたことから、アモンのツノという意味のアンモナイトになった。
画像「アンモナイト」『フリー百科事典ウィキペディア日本語版』。URL: http://ja.wikipedia.org
食性
口や歯の形などから肉食で、小さな甲殻類や貝などを食べていたと思われる。
サイズ
数cm~十数cm程度の化石が多いものの、直径2.5mのものもあった(イギリス)。
どんな生き物?
カタツムリの一種ではありません!実は、イカやタコの仲間。デボン紀から白亜紀まで栄え、恐竜と共に絶滅。
画像「アンモナイト」『フリー百科事典ウィキペディア日本語版』。URL: http://ja.wikipedia.org
北海道でよく獲れる理由
北海道が世界的にも有名な理由はノジュール(団塊)にあります。ノジュールとは、炭酸カルシウムを主成分とした硬い岩石の塊です。北海道産のアンモナイトは、多くの場合このノジュールに守られ、浸食を受けずほぼ完全な殻のままで保存されています。
生態
殻の内部は規則正しく仕切られ、もっとも出口に近い部屋に体が収まる。それより奥は空洞でガスが入っており、浮力を調節。