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ジグザグの縫合線が露出!古生代デボン紀の海の主役の一つ、ゴニアタイト(Goniatite)の完全体標本/【an2485】
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ジグザグの縫合線が露出!古生代デボン紀の海の主役の一つ、ゴニアタイト(Goniatite)の完全体標本/古生代デボン紀(4億1000万 -- 3億6700万年前)【an2485】
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こちらは古生代デボン紀の頭足類であるゴニアタイトの完全な化石です。ゴニアタイトは研磨されたものが流通していますが、このように軽くポリッシュをかけただけで、厚みがあり全体が保存されている標本は意外にも少ない傾向にあります。
ゴニアタイトは、頭足類が現れ始めた初期に繁栄した生物であり、中生代に登場するアンモナイトなどと比較すると、より原始的な構造をしています。骨格は重厚でシンプル、軽量化が進んでいません。そのため、表面を研磨すると、単純なジグザグ模様の縫合線が現れます。アンモナイトの縫合線と比べると、そのシンプルさは驚くべきもので、よくジグザグ模様と呼ばれます。詳しくはコラム「かたちから学ぶアンモナイトの仲間たち」を御覧ください。
ゴニアタイトの化石は、北米、欧州、北アフリカなどから見つかっており、デボン紀当時、世界中に繁栄していたと考えられています。こちらの化石は、北アフリカのモロッコ産です。
両面ともに良好な状態を維持しており、特徴的なジグザグの縫合線がはっきりと見られます。
殻の内部には複数の小さな部屋があり、気体で満たされて浮力を得ていたと考えられています。中生代のアンモナイトと比べると、ゴニアタイトは比較的小型で、直径10センチ未満の個体がほとんどを占めます。
側面から撮影したゴニアタイトの標本です。これほどの厚みを残しているゴニアタイトはほとんど見かけません。ポリッシュ(研磨)は表面だけにとどまっています。
直径最大部84ミリほどあります。
100円玉との比較。古生代デボン紀の海の主役の一つ、ゴニアタイトの完全体標本です。
商品スペック
商品ID | an2485 |
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年代 | 古生代デボン紀(4億1000万 -- 3億6700万年前) |
学名 | ジグザグの縫合線が露出!古生代デボン紀の海の主役の一つ、ゴニアタイト(Goniatite)の完全体標本 |
産地 | Morocco |
サイズ | 本体直径8.4cm 厚2.8cm |
商品解説 | ジグザグの縫合線が露出!古生代デボン紀の海の主役の一つ、ゴニアタイト(Goniatite)の完全体標本 |
ゴニアタイトとは?
ゴニアタイト(Goniatites)は古生代デボン紀からペルム紀にかけて繁栄した頭足類で、その化石は世界中で広く見られます。ゴニアタイトは浅い海の底で生活し、螺旋状の平らな殻を持っていました。殻の内部には多数の隔壁があり、これによって小室が形成され、浮遊性の制御が可能でした。捕食性であり、小さな海洋生物を捕らえて食べていました。
ゴニアタイトは中生代に大繁栄したアンモナイトの遠い祖先と考えられています。
ゴニアタイトの殻の形状と縫合線は、頭足類の進化における重要な指標となります。初期のゴニアタイトの縫合線は比較的シンプルですが、後の時代になるとより複雑なものに進化していきます。その化石は地質学的な研究において重要であり、特定の地層の年代を特定するのに役立ちます。