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これぞ博物館級、日本でしか見つからない希少性マックスの異常巻きアンモナイト、プラビトセラス(Pravitoceras)の完全体化石/【an2484】
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こちらは我が国、日本でのみ採集される、極めて希少な異常巻きアンモナイト、プラビトセラスです。アンモナイトコレクターなら、その独自性と希少性がもたらす計り知れないコレクション価値をご存知でしょう。兵庫県淡路島と北海道でのみ採集されるこのアンモナイトは、世界中のコレクターから高い関心を集めています。実際、国産の異常巻きアンモナイトは外国のお客様からも大変注目が高く、多くの問い合わせを頂いています。もしかしたら日本国内からよりも注目度が高いかもしれません。日本は白亜紀後期の異常巻きアンモナイトの一大産地であり、その中でもプラビトセラスは、まさに希少中の希少といえる存在です。
プラビトセラスは非常に特徴的な巻き方をしています。幼年期は立体螺旋を描き、成長するにつれて平面的な巻き方に変わると言われています。こちらの標本は、その中間的な巻き方をしていると言えるでしょう。成長段階では螺環がS字にほどける巻き方をするため、この標本はまさにその段階にあると考えられます。このように、プラビトセラスは幼体、亜成体、成体ごとに巻き方が異なり、他のアンモナイトにはあまり見られない特徴を持っています。
こちらは平巻き部分です。この部分だけを見ると、確かにかなりの「ゆる巻き」ですが、それでも一般的なアンモナイトの範疇に収まる巻き方です。
ところが、開口部に近づくにつれて、驚くべき変化が現れます。大きく解けた後、今度は逆方向に強くカーブしていくのです。
開口部に向かって大きく膨らみ、そこから大きなS字(見る向きによって反対になります)を描いていきます。
「異常巻きアンモナイト」という表現はまさにぴったりで、非常に不思議なアンモナイトです。こちらの個体は手のひらサイズを大きく超える大きさで、巻きに沿って計測すると、なんと約92センチにもなります。完全体は過去に1点だけ取り扱ったことがありますが、それを上回るサイズの個体です。まさに大物です!
S字カーブがよく分かりますね。
外殻の大部分が良好な状態で保存されている点にも注目してください。巻き方が大きく変化する部分には接着痕がありますが、非常に丁寧に接合されており、コレクションとしての価値を損なうものではありません。大胆な巻き方をするブラビドセラスにとって、接着痕は避けられないものと言えるでしょう。
そして、ご注目いただきたいのは、側面から見たときの立体感です。冒頭で、幼体から成体へと変化する過程で、徐々に立体螺旋から平面螺旋に変わるという特徴について触れましたが、まさにその中間的な螺旋の巻き方がよくわかる状態と言えるでしょう。
左右22センチ強、管に沿って計測すると92センチ、重量にして1677グラムもある、非常に立派なプラセンチセラスです。
100円玉との比較。ブラビドセラスはその独自の巻き方と希少性から、まさにアンモナイトコレクター垂涎の逸品です。日本国内でも兵庫県淡路島と北海道でのみ産出される非常に希少な存在です。今回ご紹介する標本は、亜成体の特徴である立体螺旋と平面螺旋の中間的な巻き方を見せており、保存状態も非常に良好です。このクラスの標本は数年に一度しか出会えません。末永く大切にしていただける次のオーナーをお待ちしております。
商品スペック
商品ID | an2484 |
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年代 | 中生代白亜紀(1億3500万 -- 6600万年前) |
学名 | これぞ博物館級、日本でしか見つからない希少性マックスの異常巻きアンモナイト、プラビトセラス(Pravitoceras)の完全体化石 |
産地 | 日本 淡路島産 |
サイズ | 巻きの長さ約92cm 直線距離22.7cm×15.7cm×厚4.1cm 1677g |
商品解説 | これぞ博物館級、日本でしか見つからない希少性マックスの異常巻きアンモナイト、プラビトセラス(Pravitoceras)の完全体化石 |
アンモナイトとは?
名前の由来
古代エジプトの太陽神アモンが持つ螺旋状に巻いた羊のツノににていたことから、アモンのツノという意味のアンモナイトになった。
画像「アンモナイト」『フリー百科事典ウィキペディア日本語版』。URL: http://ja.wikipedia.org
食性
口や歯の形などから肉食で、小さな甲殻類や貝などを食べていたと思われる。
サイズ
数cm~十数cm程度の化石が多いものの、直径2.5mのものもあった(イギリス)。
どんな生き物?
カタツムリの一種ではありません!実は、イカやタコの仲間。デボン紀から白亜紀まで栄え、恐竜と共に絶滅。
画像「アンモナイト」『フリー百科事典ウィキペディア日本語版』。URL: http://ja.wikipedia.org
北海道でよく獲れる理由
北海道が世界的にも有名な理由はノジュール(団塊)にあります。ノジュールとは、炭酸カルシウムを主成分とした硬い岩石の塊です。北海道産のアンモナイトは、多くの場合このノジュールに守られ、浸食を受けずほぼ完全な殻のままで保存されています。
生態
殻の内部は規則正しく仕切られ、もっとも出口に近い部屋に体が収まる。それより奥は空洞でガスが入っており、浮力を調節。