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直径最大部36ミリ!大きい!ドイツのジュラ紀前期の地層から発見された黄鉄鉱アンモナイト、プレウロセラス(Pleuroceras)の化石/【an2473】
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こちらはドイツのジュラ紀前期の地層から発見されたアンモナイト、プレウロセラスです。殻が黄鉄鉱に置換された、いわゆるパイライトアンモナイトです。ドイツ産のプレウロセラスは概ね、約1億9300万年前から約1億8400万年前の地層から採集されます。比較的古いアンモナイトの一つで、凹凸の深い肋(ろく)模様が特徴的です。
金色に見える部分は黄鉄鉱です。アンモナイトの殻は本来、炭酸カルシウムやアラゴナイトなどで構成されていますが、堆積環境によって黄鉄鉱に置換されることがあります。具体的には、死骸の一部が嫌気性バクテリアによって分解され、その過程で生成された硫黄が周囲の鉄と結びついて黄鉄鉱を形成し、殻の元の成分と徐々に入れ替わった結果と考えられています。
こちらの標本は、黄鉄鉱化されたプレウロセラスの中では、かなり大型の個体です。直径最大部36ミリもあり、黄鉄鉱の比重が高いこともあり、手のひらにずっしりとした重みを感じます。
また、表面には縫合線が露出しています。ジュラ紀のアンモナイトであるため、縫合線の模様はそれほど複雑ではありません。一般に、アンモナイトの年代が新しくなるほど、縫合線は複雑になる傾向があると言われています。縫合線は、殻の表層部の骨格が露出したもので、アンモナイトの種類ごとに固有の模様とされています。
裏面は母岩が残っています。
側面からご覧いただきます。殻の腹に見られる特徴的なラインを御覧ください。プレウロセラスの特徴の一つです。
直径最大部36ミリ、最厚部13ミリです。
100円玉との比較。ドイツのジュラ紀前期の地層から発見された黄鉄鉱アンモナイト、プレウロセラスの大型標本です。
商品スペック
商品ID | an2473 |
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年代 | 中生代ジュラ紀(1億9500万 -- 1億3500万年前) |
学名 | 直径最大部36ミリ!大きい!ドイツのジュラ紀前期の地層から発見された黄鉄鉱アンモナイト、プレウロセラス(Pleuroceras)の化石 |
産地 | Germany |
サイズ | 直径3.6cm 厚1.3㎝ |
商品解説 | 直径最大部36ミリ!大きい!ドイツのジュラ紀前期の地層から発見された黄鉄鉱アンモナイト、プレウロセラス(Pleuroceras)の化石 |
アンモナイトとは?
名前の由来
古代エジプトの太陽神アモンが持つ螺旋状に巻いた羊のツノににていたことから、アモンのツノという意味のアンモナイトになった。
画像「アンモナイト」『フリー百科事典ウィキペディア日本語版』。URL: http://ja.wikipedia.org
食性
口や歯の形などから肉食で、小さな甲殻類や貝などを食べていたと思われる。
サイズ
数cm~十数cm程度の化石が多いものの、直径2.5mのものもあった(イギリス)。
どんな生き物?
カタツムリの一種ではありません!実は、イカやタコの仲間。デボン紀から白亜紀まで栄え、恐竜と共に絶滅。
画像「アンモナイト」『フリー百科事典ウィキペディア日本語版』。URL: http://ja.wikipedia.org
北海道でよく獲れる理由
北海道が世界的にも有名な理由はノジュール(団塊)にあります。ノジュールとは、炭酸カルシウムを主成分とした硬い岩石の塊です。北海道産のアンモナイトは、多くの場合このノジュールに守られ、浸食を受けずほぼ完全な殻のままで保存されています。
生態
殻の内部は規則正しく仕切られ、もっとも出口に近い部屋に体が収まる。それより奥は空洞でガスが入っており、浮力を調節。