ブルー系を呈する神秘的な標本！自然は偉大なアーティスト！マダガスカルが生み出した遊色アンモナイト、クレオニセラス（Cleoniceras） アンモナイト 販売

こちらはアフリカ大陸東部に浮かぶ大きな島国、マダガスカルから採集された美しきアンモナイト、クレオニセラスです。マダガスカルは現在自然の宝庫として知られており、固有の生物種が多く存在します。島内には国立公園や保護区が多く存在しています。化石においても同様で、非常にユニークな標本が存在します。マダガスカルは遊色アンモナイトの化石の宝庫としても知られています。古くからフランスの将校（※）などにより研究がなされ、多数のアンモナイトが体系的に記載されてきました。

※マダガスカルは長い間、ヨーロッパ諸国による植民地支配の影響を受けていました。１９世紀から２０世紀初頭にかけてフランスの植民地となった経緯があります。

こちらはマダガスカル産のクレオニセラスという遊色アンモナイトの高品質標本です。特筆すべきは、希少とされるブルー色を持っている点です。この波長の短い青色は他の色よりも見る機会が少ない色です。ブルーが混ざることで、涼しげで神秘的な印象が生まれるのが特徴ですね。

遊色層は通常、表面に数ミリしか存在せず、多くのアンモナイトでは堆積中に失われてしまい、このような輝きを見ることはありません。マダガスカル産のアンモナイトはまさに奇跡と言ってもいい存在ですね。

光が当たると、生き物のようにキラキラと光り出します。

この角度から見ると、ブルーとグリーンの面積が暖色の部分を上回っていますね。何とも神秘的な色合いです。自然界では青色などの寒色は珍しいので、ますます神秘的な印象を与えますね。

これまでたくさんの美しい遊色アンモナイトを見てきましたが、このアンモナイトは特別な存在ですね。やはりブルーやグリーンが多いと、全体の印象が一変しますね。

この美しい色合いをご覧ください！表面には遊色層を保護するための樹脂がコーティングされていますが、それ以外は完全に自然のままです。自然のものとは思えないほどにビビッドな輝きを見せてくれますね。

側面から撮影。

直径最大部４２ミリほどあります。

１００円玉との比較。まさにマダガスカルが生み出したジェム。自然は偉大なアーティストです。