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母岩から取り外して楽しむ!母岩付きアンモナイト、ゴードリセラス(Gaudryceras)。イノセラムスも見られます/【an2437】
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こちらは北海道羽幌産のアンモナイト2種の化石です。北海道は世界有数のアンモナイトの産地の一つです。固有種を含む様々な白亜紀のアンモナイトが眠っています。写真上に見えるのがゴードリセラスです。ゴードリセラスは北海道を代表するアンモナイトの一つです。右下に見える貝がイノセラムスです。こちらも、アンモナイトといっしょに見つけることが多い二枚貝です。
実はこの標本、ゴードリセラスだけ分離できるのです。写真右側が分離したゴードリセラスです。パカッと外れるので、楽しくて繰り返してしまいます。
ゴードリセラスだけ撮影してみました。ゴードリセラスは総じて殻表面がスムースで、比較的、「ゆる巻き」のアンモナイトです。アンモナイトの巻き方はコラム「正常巻きアンモナイトの巻き方 ~密巻きとゆる巻き~」を御覧ください。
イノセラムスは白亜紀に繁栄した比較的大型の二枚貝です。北海道だけでなく全世界で発見され、中には1メートルを超える巨大種も存在します。
イノセラムスが眠っています。
こちらには別の標本のものと思われる印象化石が残されています。
母岩含め7センチほどあります。
ゴードリセラスの直径最大部は17ミリほどです。
商品スペック
商品ID | an2437 |
---|---|
年代 | 中生代白亜紀(1億3500万 -- 6600万年前) |
学名 | 母岩から取り外して楽しむ!母岩付きアンモナイト、ゴードリセラス(Gaudryceras)。イノセラムスも見られます |
産地 | 北海道 日本 |
サイズ | アンモナイト本体直径1.7cm 母岩含め幅7cm×6.6cm×高5.3cm |
商品解説 | 母岩から取り外して楽しむ!母岩付きアンモナイト、ゴードリセラス(Gaudryceras)。イノセラムスも見られます |
アンモナイトとは?
名前の由来
古代エジプトの太陽神アモンが持つ螺旋状に巻いた羊のツノににていたことから、アモンのツノという意味のアンモナイトになった。
画像「アンモナイト」『フリー百科事典ウィキペディア日本語版』。URL: http://ja.wikipedia.org
食性
口や歯の形などから肉食で、小さな甲殻類や貝などを食べていたと思われる。
サイズ
数cm~十数cm程度の化石が多いものの、直径2.5mのものもあった(イギリス)。
どんな生き物?
カタツムリの一種ではありません!実は、イカやタコの仲間。デボン紀から白亜紀まで栄え、恐竜と共に絶滅。
画像「アンモナイト」『フリー百科事典ウィキペディア日本語版』。URL: http://ja.wikipedia.org
北海道でよく獲れる理由
北海道が世界的にも有名な理由はノジュール(団塊)にあります。ノジュールとは、炭酸カルシウムを主成分とした硬い岩石の塊です。北海道産のアンモナイトは、多くの場合このノジュールに守られ、浸食を受けずほぼ完全な殻のままで保存されています。
生態
殻の内部は規則正しく仕切られ、もっとも出口に近い部屋に体が収まる。それより奥は空洞でガスが入っており、浮力を調節。