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愚か者の金!?フランス・アヴェロン産の黄鉄鉱化アンモナイト(Ammonite)/【an2430】
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こちらはフランス・アヴェロン産の黄鉄鉱化アンモナイトです。縫合線に沿って凹凸ができた面白い標本です。
アヴェロンのジュラ紀の地層からは、こうした黄鉄鉱化したアンモナイトの化石が発見されます。遺骸から発生したアンモニアが海中の鉄分と化合してできた黄鉄鉱と、殻本来の成分(※)が徐々に入れ替わった姿だと考えられています。※アンモナイトの殻の主成分は、アラゴナイトや炭酸カルシウムです。
黄鉄鉱には、「愚か者の金」という不名誉な愛称があります。この輝きを見て、ゴールド(金)と間違えたハンターを揶揄したものですが、一見すると、たしかに金に似た美しい光沢と色が備わっています。ただ、ゴールドとはっきりと異なるのは、その比重です。黄鉄鉱は金と硫黄がほぼ半々に鉱物ですので、ゴールドに比べると軽いのです。
殻の表層の骨格である縫合線がそのまま残されています。
直径最大部14ミリ。
100円玉との比較。
商品スペック
商品ID | an2430 |
---|---|
年代 | 中生代ジュラ紀(1億9500万 -- 1億3500万年前) |
学名 | 愚か者の金!?フランス・アヴェロン産の黄鉄鉱化アンモナイト(Ammonite) |
産地 | Aveyron, France |
サイズ | 直径1.4cm |
商品解説 | 愚か者の金!?フランス・アヴェロン産の黄鉄鉱化アンモナイト(Ammonite) |
アンモナイトとは?
名前の由来
古代エジプトの太陽神アモンが持つ螺旋状に巻いた羊のツノににていたことから、アモンのツノという意味のアンモナイトになった。
画像「アンモナイト」『フリー百科事典ウィキペディア日本語版』。URL: http://ja.wikipedia.org
食性
口や歯の形などから肉食で、小さな甲殻類や貝などを食べていたと思われる。
サイズ
数cm~十数cm程度の化石が多いものの、直径2.5mのものもあった(イギリス)。
どんな生き物?
カタツムリの一種ではありません!実は、イカやタコの仲間。デボン紀から白亜紀まで栄え、恐竜と共に絶滅。
画像「アンモナイト」『フリー百科事典ウィキペディア日本語版』。URL: http://ja.wikipedia.org
北海道でよく獲れる理由
北海道が世界的にも有名な理由はノジュール(団塊)にあります。ノジュールとは、炭酸カルシウムを主成分とした硬い岩石の塊です。北海道産のアンモナイトは、多くの場合このノジュールに守られ、浸食を受けずほぼ完全な殻のままで保存されています。
生態
殻の内部は規則正しく仕切られ、もっとも出口に近い部屋に体が収まる。それより奥は空洞でガスが入っており、浮力を調節。