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遊色アンモナイトの世界にようこそ!マダガスカル産の赤に光るクレオニセラス(Cleoniceras)/【an2412】
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こちらはマダガスカル産の白亜紀の地層から発見された、遊色アンモナイトです。種類は、マダガスカルを代表するアンモナイトの一つ、クレオニセラスです。
遊色とは、物質表面に光があたると、干渉や反射によって特定の色が現れる現象です。これはアンモナイトの殻に限らず、さまざまな場所で観察されます。
アンモナイトの場合、殻の表層にある遊色層で遊色が発生しています。多くのアンモナイトでは、このような現象が見られないのは、堆積段階で遊色層が物理的に剥がれてしまったり、別の鉱物に変質してしまうためです。マダガスカルは世界的に見ても、遊色アンモナイトの宝庫と言える地域です。
見る角度によっては色や輝き方が変化します。遊色の典型的な特徴の一つです。
肋(ろく)にそって波打つように光のラインが現れます。
側面から撮影。一部は方解石に変化しています。
直径最大部が36ミリです。遊色アンモナイトを一度、自分の目で見てみたいという方には、ぜひこの標本をお試しください。遊色アンモナイトの世界へようこそ。
商品スペック
商品ID | an2412 |
---|---|
年代 | 中生代白亜紀(1億3500万 -- 6600万年前) |
学名 | 遊色アンモナイトの世界にようこそ!マダガスカル産の赤に光るクレオニセラス(Cleoniceras) |
産地 | Madagascar |
サイズ | 直径3.6cm 厚1.1cm |
商品解説 | 遊色アンモナイトの世界にようこそ!マダガスカル産の赤に光るクレオニセラス(Cleoniceras) |
アンモナイトとは?
名前の由来
古代エジプトの太陽神アモンが持つ螺旋状に巻いた羊のツノににていたことから、アモンのツノという意味のアンモナイトになった。
画像「アンモナイト」『フリー百科事典ウィキペディア日本語版』。URL: http://ja.wikipedia.org
食性
口や歯の形などから肉食で、小さな甲殻類や貝などを食べていたと思われる。
サイズ
数cm~十数cm程度の化石が多いものの、直径2.5mのものもあった(イギリス)。
どんな生き物?
カタツムリの一種ではありません!実は、イカやタコの仲間。デボン紀から白亜紀まで栄え、恐竜と共に絶滅。
画像「アンモナイト」『フリー百科事典ウィキペディア日本語版』。URL: http://ja.wikipedia.org
北海道でよく獲れる理由
北海道が世界的にも有名な理由はノジュール(団塊)にあります。ノジュールとは、炭酸カルシウムを主成分とした硬い岩石の塊です。北海道産のアンモナイトは、多くの場合このノジュールに守られ、浸食を受けずほぼ完全な殻のままで保存されています。
生態
殻の内部は規則正しく仕切られ、もっとも出口に近い部屋に体が収まる。それより奥は空洞でガスが入っており、浮力を調節。