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珍しい!黄鉄鉱化したマダガスカル産のアンモナイト、クレオニセラス(Cleoniceras)/【an2398】
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こちらは全体が黄鉄鉱化したアンモナイトです。アンモナイトの殻は本来、アラゴナイト(霰石)を中心とした炭酸カルシウムを中心とした成分でできていたと考えられています。遺骸となったあと、軟体部から発せられるアンモニアと海中の硫黄が化合してできた黄鉄鉱が、そのアラゴナイトと徐々に入れ替わる(置換、パーミネラリゼーション)ことで、このような姿に変化したと考えられています。こちらの個体は表面が研磨され、一部縫合線も露出しています。黄鉄鉱化アンモナイトの多くはジュラ紀の地層から採集されますが、こちらは珍しいマダガスカルの白亜紀の地層から発見されたものです。
黄鉄鉱は、鉄と硫黄がほぼ半々の化合物で、ずっしりとした重みがあります。鉄よりも鈍い金属光沢を持ち、キラキラと光ります。
反対側です。黄鉄鉱を金(ゴールド)と見間違えて大喜びをする人がいることから「愚か者の金」というありがたくない俗称が付けられています。
側面から撮影。
こちらに縫合線が確認できる箇所があります。
直径最大部46ミリ。
100円玉との比較。中生代白亜紀のアンモナイト、クレオ偽ラスの黄鉄鉱標本です。
商品スペック
商品ID | an2398 |
---|---|
年代 | 中生代白亜紀(1億3500万 -- 6600万年前) |
学名 | 珍しい!黄鉄鉱化したマダガスカル産のアンモナイト、クレオニセラス(Cleoniceras) |
産地 | Madagascar |
サイズ | 直径4.6cm 厚1.5cm |
商品解説 | 珍しい!黄鉄鉱化したマダガスカル産のアンモナイト、クレオニセラス(Cleoniceras) |
アンモナイトとは?
名前の由来
古代エジプトの太陽神アモンが持つ螺旋状に巻いた羊のツノににていたことから、アモンのツノという意味のアンモナイトになった。
画像「アンモナイト」『フリー百科事典ウィキペディア日本語版』。URL: http://ja.wikipedia.org
食性
口や歯の形などから肉食で、小さな甲殻類や貝などを食べていたと思われる。
サイズ
数cm~十数cm程度の化石が多いものの、直径2.5mのものもあった(イギリス)。
どんな生き物?
カタツムリの一種ではありません!実は、イカやタコの仲間。デボン紀から白亜紀まで栄え、恐竜と共に絶滅。
画像「アンモナイト」『フリー百科事典ウィキペディア日本語版』。URL: http://ja.wikipedia.org
北海道でよく獲れる理由
北海道が世界的にも有名な理由はノジュール(団塊)にあります。ノジュールとは、炭酸カルシウムを主成分とした硬い岩石の塊です。北海道産のアンモナイトは、多くの場合このノジュールに守られ、浸食を受けずほぼ完全な殻のままで保存されています。
生態
殻の内部は規則正しく仕切られ、もっとも出口に近い部屋に体が収まる。それより奥は空洞でガスが入っており、浮力を調節。