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カット&ポリッシュ、北海道の白亜紀の地層より採集されたアンモナイト(Ammonite)の化石/【an2376】
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これは北海道の白亜紀の地層から採集されたアンモナイトのポリッシュ標本です。ポリッシュ標本は、表面を光沢が出るまで磨き上げたもので、縫合線や隔壁などをじっくりと楽しむことができます。
アンモナイトの殻の最外殻を研磨すると、縫合線が鮮明に現れます。縫合線は、表面の骨格が露出した模様であり、一般的には時代が進むにつれて複雑になるとされています。同時に、アンモナイトの内部は複数の小部屋に分かれているのですが、こうした研磨作業を通じて、その構造が明確になります。研磨によって浮かび上がる縫合線や内部の構造は、アンモナイトが生きていた時代や環境に関する貴重な情報を提供してくれます。これに関連して、アンモナイトやオウムガイの内部構造にフォーカスしたコラム「アンモナイトやオウムガイの内部はどうなっていたか?」もぜひご一読いただければと思います。
こちらの面は、全体的な形状を損なわずに、表面を研磨した状態です。
一方で、裏面は中央でカットされ、断面が研磨された状態です。これにより、より内部の構造が明確になりますね。
側面から見るとこのような感じです。
北海道の白亜紀の地層から採集されるアンモナイト群は世界的に知られた存在ですが、意外にも、研磨されたものやカットされた標本が少ないのです。
直径最大部4センチ弱です。
商品スペック
商品ID | an2376 |
---|---|
年代 | 中生代白亜紀(1億3500万 -- 6600万年前) |
学名 | カット&ポリッシュ、北海道の白亜紀の地層より採集されたアンモナイト(Ammonite)の化石 |
産地 | 北海道 日本 |
サイズ | 直径3.9cm 厚0.9cm |
商品解説 | カット&ポリッシュ、北海道の白亜紀の地層より採集されたアンモナイト(Ammonite)の化石 |
アンモナイトとは?
名前の由来
古代エジプトの太陽神アモンが持つ螺旋状に巻いた羊のツノににていたことから、アモンのツノという意味のアンモナイトになった。
画像「アンモナイト」『フリー百科事典ウィキペディア日本語版』。URL: http://ja.wikipedia.org
食性
口や歯の形などから肉食で、小さな甲殻類や貝などを食べていたと思われる。
サイズ
数cm~十数cm程度の化石が多いものの、直径2.5mのものもあった(イギリス)。
どんな生き物?
カタツムリの一種ではありません!実は、イカやタコの仲間。デボン紀から白亜紀まで栄え、恐竜と共に絶滅。
画像「アンモナイト」『フリー百科事典ウィキペディア日本語版』。URL: http://ja.wikipedia.org
北海道でよく獲れる理由
北海道が世界的にも有名な理由はノジュール(団塊)にあります。ノジュールとは、炭酸カルシウムを主成分とした硬い岩石の塊です。北海道産のアンモナイトは、多くの場合このノジュールに守られ、浸食を受けずほぼ完全な殻のままで保存されています。
生態
殻の内部は規則正しく仕切られ、もっとも出口に近い部屋に体が収まる。それより奥は空洞でガスが入っており、浮力を調節。