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アンモナイトの祖先、古生代デボン紀に海に生息していた頭足類、ゴニアタイト(Goniatite)の美品/【an2358】
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こちらは古生代デボン紀の海中に生息していた頭足類の一種、ゴニアタイトの化石です。ゴニアタイトはアンモナイトの祖先と目されている生物で、よりシンプルな殻を有していました。詳しくはコラム「かたちから学ぶアンモナイトの仲間たち」を御覧ください。
ゴニアタイトの殻は研磨すると、ご覧のような幾何学模様に似たパターンが現れます。ジグザグ模様と表現されることもあります。この模様を縫合線といいます。
中生代になって登場するアンモナイトの縫合線と比較すると、とてもシンプルです。これは内部の構造が原始的だったことを表しています。
直径最大部9センチを超える立派な標本です。
裏面は平たくカットされています。
側面から撮影。厚みはおよそ18ミリです。
直径最大部93ミリ。10センチ近い、かなりの大判標本です。
100円玉との比較。付属のスタンドに載せて撮影した一枚です。
商品スペック
商品ID | an2358 |
---|---|
年代 | 古生代デボン紀(4億1000万 -- 3億6700万年前) |
学名 | アンモナイトの祖先、古生代デボン紀に海に生息していた頭足類、ゴニアタイト(Goniatite)の美品 |
産地 | Morocco |
サイズ | 直径9.3cm 厚1.8cm |
商品解説 | アンモナイトの祖先、古生代デボン紀に海に生息していた頭足類、ゴニアタイト(Goniatite)の美品 |
アンモナイトとは?
名前の由来
古代エジプトの太陽神アモンが持つ螺旋状に巻いた羊のツノににていたことから、アモンのツノという意味のアンモナイトになった。
画像「アンモナイト」『フリー百科事典ウィキペディア日本語版』。URL: http://ja.wikipedia.org
食性
口や歯の形などから肉食で、小さな甲殻類や貝などを食べていたと思われる。
サイズ
数cm~十数cm程度の化石が多いものの、直径2.5mのものもあった(イギリス)。
どんな生き物?
カタツムリの一種ではありません!実は、イカやタコの仲間。デボン紀から白亜紀まで栄え、恐竜と共に絶滅。
画像「アンモナイト」『フリー百科事典ウィキペディア日本語版』。URL: http://ja.wikipedia.org
北海道でよく獲れる理由
北海道が世界的にも有名な理由はノジュール(団塊)にあります。ノジュールとは、炭酸カルシウムを主成分とした硬い岩石の塊です。北海道産のアンモナイトは、多くの場合このノジュールに守られ、浸食を受けずほぼ完全な殻のままで保存されています。
生態
殻の内部は規則正しく仕切られ、もっとも出口に近い部屋に体が収まる。それより奥は空洞でガスが入っており、浮力を調節。