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ペア!断面の美しさ、トップクラス!マダガスカル産のアンモナイト、クレオニセラス(Cleoniceras)のカット&ポリッシュ標本/【an2357】
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こちらはマダガスカル産のアンモナイト、クレオニセラスのハーフカット標本です。殻を中央で割って二分割し、それぞれの断面を研磨したもので、二枚一組となります。写真はその一枚です。ご覧のように表面を丁寧に磨き上げており、美しい光沢が備わっています。白いラインは隔壁と呼ばれ、小部屋を分かつ壁の役割があります。アンモナイトの内部は小部屋に分かれており、それぞれ独立していました。殻の外縁を貫く連室細管を通じて、小部屋はつながっており、海水や空気を出し入れすることで浮力を調整することができたという説があります。
こちらがもう一方の化石です。ご覧ように、いずれも明瞭な隔壁を確認できる、大変上質な標本です。
アンモナイトは渦の中央から成長をはじめ、徐々に外側に大きくなっていきます。小さなアンモナイトが内部にあるように見えるのが面白いですね。
渦の中央(通称、へそ)をアップで撮影。
二枚で一組です。メインの鑑賞面ではない表側もなかなかの保存状態です。
サイズも十分、片側、直径最大部75ミリほどあります。2枚並べるとちょうど手のひらに収まるサイズです。
白い隔壁で囲まれる小部屋に詰まっているのは、方解石です。生息していた頃は、中が空洞だったと考えられます。
非常に太い波打つ隔壁。隔壁の厚みは種類や個体によって異なります。
表面を撮影してみました。凹凸のある肋(ろく)が迫力がありますね。
このようにすると、寸分違わずぴったりと合います。
一枚あたり直径最大部75ミリ。
100円玉との比較。2つ同時に並べると迫力があります。
商品スペック
商品ID | an2357 |
---|---|
年代 | 中生代白亜紀(1億3500万 -- 6600万年前) |
学名 | ペア!断面の美しさ、トップクラス!マダガスカル産のアンモナイト、クレオニセラス(Cleoniceras)のカット&ポリッシュ標本 |
産地 | Madagascar |
サイズ | 直径7.5cm 厚1.9cm(2枚合わせて) |
商品解説 | ペア!断面の美しさ、トップクラス!マダガスカル産のアンモナイト、クレオニセラス(Cleoniceras)のカット&ポリッシュ標本 |
アンモナイトとは?
名前の由来
古代エジプトの太陽神アモンが持つ螺旋状に巻いた羊のツノににていたことから、アモンのツノという意味のアンモナイトになった。
画像「アンモナイト」『フリー百科事典ウィキペディア日本語版』。URL: http://ja.wikipedia.org
食性
口や歯の形などから肉食で、小さな甲殻類や貝などを食べていたと思われる。
サイズ
数cm~十数cm程度の化石が多いものの、直径2.5mのものもあった(イギリス)。
どんな生き物?
カタツムリの一種ではありません!実は、イカやタコの仲間。デボン紀から白亜紀まで栄え、恐竜と共に絶滅。
画像「アンモナイト」『フリー百科事典ウィキペディア日本語版』。URL: http://ja.wikipedia.org
北海道でよく獲れる理由
北海道が世界的にも有名な理由はノジュール(団塊)にあります。ノジュールとは、炭酸カルシウムを主成分とした硬い岩石の塊です。北海道産のアンモナイトは、多くの場合このノジュールに守られ、浸食を受けずほぼ完全な殻のままで保存されています。
生態
殻の内部は規則正しく仕切られ、もっとも出口に近い部屋に体が収まる。それより奥は空洞でガスが入っており、浮力を調節。