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芸術品のような縫合線にご注目ください!フランス・アヴェイロンで採集された黄鉄鉱化(パイライト)アンモナイト(Ammonite)/【an2356】
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こちらはフランス・アヴェイロン産の黄鉄鉱化アンモナイトです。およそ1億9000万年前(中生代ジュラ紀)の地層にて発見された標本です。全体が黄鉄鉱によって置換された、メタリックな味わいを持つ化石です。
表面に刻まれた模様は「縫合線」と言います。表層の骨格が露出したもので、研磨すると現れます。アンモナイトを鑑賞する時の一つのポイントとされます。時代が若くなるほど、アンモナイトの縫合線は複雑化する傾向にあると言われています。とはいっても、アンモナイトの縫合線は基本的にどれも複雑です。より古い頭足類であるゴニアタイトやオウムガイと比べると、より複雑な印象を受けるでしょう。
前述の通り、全体が黄鉄鉱に置換されています。どうしてこのようなことが起こるでしょうか。アンモナイトが朽ちて遺骸になったあと、軟体部から発せられるアンモニアが周囲の硫黄や鉄分などと化学反応を起こし、黄鉄鉱が生まれたと考えられます。アンモナイトの殻の本来の成分と徐々に入れ替わった結果、このような全体が黄鉄鉱によって入れ替わった化石が完成したと考えられているのです。
素晴らしい縫合線模様!
まるで芸術品のようですね。
直径最大部21ミリ。
100円玉とほぼ同じ大きさです。
商品スペック
商品ID | an2356 |
---|---|
年代 | 中生代ジュラ紀(1億9500万 -- 1億3500万年前) |
学名 | 芸術品のような縫合線にご注目ください!フランス・アヴェイロンで採集された黄鉄鉱化(パイライト)アンモナイト(Ammonite) |
産地 | Aveyron, France |
サイズ | 本体直径2.1cm |
商品解説 | 芸術品のような縫合線にご注目ください!フランス・アヴェイロンで採集された黄鉄鉱化(パイライト)アンモナイト(Ammonite) |
この商品を購入されたお客様のお声
待ち望んでいました。黄鉄鉱化したアンモナイトを入手できました。両面共に素晴らしい縫合線をみせてくれる標本です。今回も有難うございます。
和歌山県/男性
アンモナイトとは?
名前の由来
古代エジプトの太陽神アモンが持つ螺旋状に巻いた羊のツノににていたことから、アモンのツノという意味のアンモナイトになった。
画像「アンモナイト」『フリー百科事典ウィキペディア日本語版』。URL: http://ja.wikipedia.org
食性
口や歯の形などから肉食で、小さな甲殻類や貝などを食べていたと思われる。
サイズ
数cm~十数cm程度の化石が多いものの、直径2.5mのものもあった(イギリス)。
どんな生き物?
カタツムリの一種ではありません!実は、イカやタコの仲間。デボン紀から白亜紀まで栄え、恐竜と共に絶滅。
画像「アンモナイト」『フリー百科事典ウィキペディア日本語版』。URL: http://ja.wikipedia.org
北海道でよく獲れる理由
北海道が世界的にも有名な理由はノジュール(団塊)にあります。ノジュールとは、炭酸カルシウムを主成分とした硬い岩石の塊です。北海道産のアンモナイトは、多くの場合このノジュールに守られ、浸食を受けずほぼ完全な殻のままで保存されています。
生態
殻の内部は規則正しく仕切られ、もっとも出口に近い部屋に体が収まる。それより奥は空洞でガスが入っており、浮力を調節。