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スターが揃い踏み!立派なフィロセラスとポリプチコセラスが見られる北海道産アンモナイト(Ammonite)の群集標本/【an2321】
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これは北海道で見つかった白亜紀のアンモナイトの群集化石です。北海道のアンモナイトは他の場所では見られない特別なものが多く、世界中のアンモナイトコレクターから注目されています。当社では、特に海外からのお客様に非常に人気があります。
非常に立派なフィロセラスです。これは非常に立派な密巻きアンモナイトで、特に最後の一回りが非常に大きいものです。北海道で見つかるアンモナイトの多くは、白亜紀の地層から発見されます。白亜紀時代には、北海道は現在のような形状ではなく、日本列島も存在していませんでした。実際、アンモナイトがここで多数見つかることからも、少なくとも数億年以上前には、北海道は海の中にあったことがわかります。その後、数千万年をかけて、ユーラシアプレートと北米プレートが接近し、両者の境界に島々が形成され始めました(太平洋プレートがユーラシアプレートの下に沈み込むプロセスも含まれています)。そして、その中の一つが日本列島です。同時に、北海道では多くの白亜紀時代の恐竜の化石も発見されており、当時からすでに陸地が存在していたことも示されています。
フィロセラスをアップで撮影しました。殻全体に非常に細かい脈が配されているのが分かります。
ここまで良好な保存状態を示すフィロセラスはそうはありません。
見事としか言いようがない細脈の保存状態。
角度を変えて、さらに詳しくご覧いただきましょう。こちらには「異常巻き」の一種、ポリプチコセラスが見られます。ポリプチコセラスは北海道を代表する異常巻きアンモナイトの一つで、途中で180度のターンをする殻が特徴です。こちらの標本でもその特徴が非常によく表れていますね。
「ポリコプチコセラス」という名前は、"Poly"(たくさんの)、"ptycho"(折り畳まれた)、"ceras"(角)という言葉からなる組み合わせで、その意味を表しています。
180度回転した殻。∪字型ターンとも呼ばれます。また、比較的太めの肋(ろく)も、ポリコプチコセラスの特徴の一つです。肋(ろく)とは、殻に断続的に現れる凹凸のことを指します。
こちらには小さな正常巻きのアンモナイトがいます。
別角度から。母岩が台座の役割を果たしています。
こちらは裏面です。どっしりとした母岩がアンモナイトらをしっかりと支えています。10キログラム近い、重量級標本です。
母岩含め9740グラム、全体最大部24センチ、フィロセラスの直径最大部は14センチ強です。
100円玉との比較。北海道の白亜紀の地層から発見された、フィロセラス、ポリプチコセラス、そして小さな正常巻きアンモナイトが見られる群集化石です。
商品スペック
商品ID | an2321 |
---|---|
年代 | 中生代白亜紀(1億3500万 -- 6600万年前) |
学名 | スターが揃い踏み!立派なフィロセラスとポリプチコセラスが見られる北海道産アンモナイト(Ammonite)の群集標本 |
産地 | 北海道 日本 |
サイズ | アンモナイト本体14.2cm 4.2cm 母岩含め全体24cm×21cm×高17cm 9740g |
商品解説 | スターが揃い踏み!立派なフィロセラスとポリプチコセラスが見られる北海道産アンモナイト(Ammonite)の群集標本。採集年月日:1983年9月6日 |
アンモナイトとは?
名前の由来
古代エジプトの太陽神アモンが持つ螺旋状に巻いた羊のツノににていたことから、アモンのツノという意味のアンモナイトになった。
画像「アンモナイト」『フリー百科事典ウィキペディア日本語版』。URL: http://ja.wikipedia.org
食性
口や歯の形などから肉食で、小さな甲殻類や貝などを食べていたと思われる。
サイズ
数cm~十数cm程度の化石が多いものの、直径2.5mのものもあった(イギリス)。
どんな生き物?
カタツムリの一種ではありません!実は、イカやタコの仲間。デボン紀から白亜紀まで栄え、恐竜と共に絶滅。
画像「アンモナイト」『フリー百科事典ウィキペディア日本語版』。URL: http://ja.wikipedia.org
北海道でよく獲れる理由
北海道が世界的にも有名な理由はノジュール(団塊)にあります。ノジュールとは、炭酸カルシウムを主成分とした硬い岩石の塊です。北海道産のアンモナイトは、多くの場合このノジュールに守られ、浸食を受けずほぼ完全な殻のままで保存されています。
生態
殻の内部は規則正しく仕切られ、もっとも出口に近い部屋に体が収まる。それより奥は空洞でガスが入っており、浮力を調節。