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古生代デボン紀の地層より採集された、巻数の多い特徴的な頭足類の殻の化石/【an2319】
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こちらはモロッコの古生代デボン紀の地層で見つかった、頭足類の化石です。おそらくゴニアタイト属に属するものと考えられますが、特徴的な縫合線が確認できず、はっきりとは言い切れない状況となっております。
巻数は多いものの、その造りはシンプルで、原始的な頭足類の仲間であるという印象を受けます。よく知られているアンモナイトは中生代に登場した新しい頭足類であり、一方、これらの古生代の頭足類は、アンモナイトの祖先的な存在であると位置づけられます。
手のひらにすっぽり収まるサイズです。
裏面はラフではありますが、フラットにカットされていて、平らな表面に置くと安定するよう工夫されています。
非常に多くの巻数を持つ殻です。
側面からの撮影です。ご覧の通り、比較的薄い構造をしています。
全体で67ミリのサイズです。
100円玉との比較。付属のスタンドを使って立てて展示することもできます。書斎やデスクに飾ってみるのはいかがでしょうか。
商品スペック
商品ID | an2319 |
---|---|
年代 | 古生代デボン紀(4億1000万 -- 3億6700万年前) |
学名 | 古生代デボン紀の地層より採集された、巻数の多い特徴的な頭足類の殻の化石 |
産地 | Morocco |
サイズ | 6.7cm×5.2cm×厚0.9cm |
商品解説 | 古生代デボン紀の地層より採集された、巻数の多い特徴的な頭足類の殻の化石 |
アンモナイトとは?
名前の由来
古代エジプトの太陽神アモンが持つ螺旋状に巻いた羊のツノににていたことから、アモンのツノという意味のアンモナイトになった。
画像「アンモナイト」『フリー百科事典ウィキペディア日本語版』。URL: http://ja.wikipedia.org
食性
口や歯の形などから肉食で、小さな甲殻類や貝などを食べていたと思われる。
サイズ
数cm~十数cm程度の化石が多いものの、直径2.5mのものもあった(イギリス)。
どんな生き物?
カタツムリの一種ではありません!実は、イカやタコの仲間。デボン紀から白亜紀まで栄え、恐竜と共に絶滅。
画像「アンモナイト」『フリー百科事典ウィキペディア日本語版』。URL: http://ja.wikipedia.org
北海道でよく獲れる理由
北海道が世界的にも有名な理由はノジュール(団塊)にあります。ノジュールとは、炭酸カルシウムを主成分とした硬い岩石の塊です。北海道産のアンモナイトは、多くの場合このノジュールに守られ、浸食を受けずほぼ完全な殻のままで保存されています。
生態
殻の内部は規則正しく仕切られ、もっとも出口に近い部屋に体が収まる。それより奥は空洞でガスが入っており、浮力を調節。