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アンモナイトの祖先!古生代デボン紀を代表する生物の一つ、ゴニアタイト(Goniatite)のホールタイプの化石/【an2317】
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こちらはモロッコ産の非常に古い頭足類、ゴニアタイトの化石です。
ゴニアタイトはアンモナイトの祖先とされ、非常に原始的な構造を持っています。後に現れるアンモナイトは複雑な表面骨格を持っていますが、ゴニアタイトは、単純な縫合線が示すようにシンプルな構造をしていました。
こちらの個体は、ご覧の通り、全体の形態が保存されたホールタイプのものです。表面は丁寧に研磨され、光沢が美しく備わっています。さらに、表面にはシンプルな曲線が露出しており、これを縫合線と呼びます。縫合線は、この生物の外部構造に関する重要な情報を提供しています。
デボン紀は魚が登場し始めた時代であり、この時代の海洋生態系を代表する生物の一つがゴニアタイトでした。
開口部からもご覧いただきましょう。この個体はもともと空洞でしたが、長い堆積期間の間に堆積物が入り込み、固化しました。
直径最大部は91ミリあり、厚みもあるため、しっかりとしたボリュームがあります。
100円玉との比較。付属のスタンドを用いて展示することもできます。
商品スペック
商品ID | an2317 |
---|---|
年代 | 古生代デボン紀(4億1000万 -- 3億6700万年前) |
学名 | アンモナイトの祖先!古生代デボン紀を代表する生物の一つ、ゴニアタイト(Goniatite)のホールタイプの化石 |
産地 | Morocco |
サイズ | 直径9.1cm 厚2.9cm |
商品解説 | アンモナイトの祖先!古生代デボン紀を代表する生物の一つ、ゴニアタイト(Goniatite)のホールタイプの化石 |
アンモナイトとは?
名前の由来
古代エジプトの太陽神アモンが持つ螺旋状に巻いた羊のツノににていたことから、アモンのツノという意味のアンモナイトになった。
画像「アンモナイト」『フリー百科事典ウィキペディア日本語版』。URL: http://ja.wikipedia.org
食性
口や歯の形などから肉食で、小さな甲殻類や貝などを食べていたと思われる。
サイズ
数cm~十数cm程度の化石が多いものの、直径2.5mのものもあった(イギリス)。
どんな生き物?
カタツムリの一種ではありません!実は、イカやタコの仲間。デボン紀から白亜紀まで栄え、恐竜と共に絶滅。
画像「アンモナイト」『フリー百科事典ウィキペディア日本語版』。URL: http://ja.wikipedia.org
北海道でよく獲れる理由
北海道が世界的にも有名な理由はノジュール(団塊)にあります。ノジュールとは、炭酸カルシウムを主成分とした硬い岩石の塊です。北海道産のアンモナイトは、多くの場合このノジュールに守られ、浸食を受けずほぼ完全な殻のままで保存されています。
生態
殻の内部は規則正しく仕切られ、もっとも出口に近い部屋に体が収まる。それより奥は空洞でガスが入っており、浮力を調節。