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北海道小平産アンモナイト、ゴードリセラス(Gaudryceras)とフィロパキセラス(Phyllopachyceras)を同時に楽しめる群集標本/【an2305】
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こちらは北海道の白亜紀の地層より発見、採集されたアンモナイトの群集化石です。写真下部はゴードリセラスです。右の丸みを帯びた部分化石は、フィロパキセラスと推察されます。
こちらが北海道産を代表するアンモナイトの一つ、ゴードリセラスです。肋(ろく)の幅が狭く、凹凸も小さいのが特徴です。
非常に密巻きで、スムースな標本で知られるフィロパキセラスの部分化石です。
こちらにはまた別の痕跡があります。
ご覧のように複数のアンモナイトが一つの母岩に同居する、いわゆる群集化石です。
裏面を御覧ください。ノジュールと思しき丸みを帯びた母岩です。遺骸から発せられるアンモニアが周囲の炭酸カルシウムと結びつき、遺骸を包むように丸く成長したものをノジュールと言います。
なんとこちらにはまた別のアンモナイトの断面が露出しています。
およそ11センチの母岩の上に、複数のアンモナイトが鎮座しています。
100円玉との比較。属の異なるアンモナイトを一度に楽しめる標本です。1992年5月5日に採集されたことが記録されています。
商品スペック
商品ID | an2305 |
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年代 | 中生代白亜紀(1億3500万 -- 6600万年前) |
学名 | 北海道小平産アンモナイト、ゴードリセラス(Gaudryceras)とフィロパキセラス(Phyllopachyceras)を同時に楽しめる群集標本 |
産地 | 北海道 日本 |
サイズ | アンモナイト本体5.3cm 3.8cm 母岩含め全体11.6cm×9.8cm×高5.7cm |
商品解説 | 北海道小平産アンモナイト、ゴードリセラス(Gaudryceras)とフィロパキセラス(Phyllopachyceras)を同時に楽しめる群集標本。採集年月日:1992年5月5日 |
アンモナイトとは?
名前の由来
古代エジプトの太陽神アモンが持つ螺旋状に巻いた羊のツノににていたことから、アモンのツノという意味のアンモナイトになった。
画像「アンモナイト」『フリー百科事典ウィキペディア日本語版』。URL: http://ja.wikipedia.org
食性
口や歯の形などから肉食で、小さな甲殻類や貝などを食べていたと思われる。
サイズ
数cm~十数cm程度の化石が多いものの、直径2.5mのものもあった(イギリス)。
どんな生き物?
カタツムリの一種ではありません!実は、イカやタコの仲間。デボン紀から白亜紀まで栄え、恐竜と共に絶滅。
画像「アンモナイト」『フリー百科事典ウィキペディア日本語版』。URL: http://ja.wikipedia.org
北海道でよく獲れる理由
北海道が世界的にも有名な理由はノジュール(団塊)にあります。ノジュールとは、炭酸カルシウムを主成分とした硬い岩石の塊です。北海道産のアンモナイトは、多くの場合このノジュールに守られ、浸食を受けずほぼ完全な殻のままで保存されています。
生態
殻の内部は規則正しく仕切られ、もっとも出口に近い部屋に体が収まる。それより奥は空洞でガスが入っており、浮力を調節。