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フランス中南部アベイロン産、黄鉄鉱化したアンモナイト(Annmonte)のスライス標本/【an2304】
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こちらはフランス・アベイロン産のアンモナイトのスライス標本です。
アベイロンはフランス中南部に位置する高地で、石灰岩が多い地域です。石灰岩は化石が保存されやすい岩質です。アベイロンには上質の黄鉄鉱化したアンモナイトが発見、採集されるジュラ紀の地層が眠っています。
ご覧のようにアンモナイトの殻の内部は複数の小部屋から成っています。それぞれの部屋は基本的に独立しており、連室細管と呼ばれる細い管によってのみつながっています。連室細管はガスや海水を出し入れでき、海中における浮力を調節できたという説があります。
表側をご覧いただきましょう。
この地域からはヒルドセラスが頻繁に採集されますが、肋(ろく)の特徴から判断すると、こちらは別の種類のアンモナイトのようです。
直径最大部3センチ弱。
商品スペック
商品ID | an2304 |
---|---|
年代 | 中生代ジュラ紀(1億9500万 -- 1億3500万年前) |
学名 | フランス中南部アベイロン産、黄鉄鉱化したアンモナイト(Annmonte)のスライス標本 |
産地 | Aveyron, France |
サイズ | 直径2.9cm 厚0.5cm |
商品解説 | フランス中南部アベイロン産、黄鉄鉱化したアンモナイト(Annmonte)のスライス標本 |
アンモナイトとは?
名前の由来
古代エジプトの太陽神アモンが持つ螺旋状に巻いた羊のツノににていたことから、アモンのツノという意味のアンモナイトになった。
画像「アンモナイト」『フリー百科事典ウィキペディア日本語版』。URL: http://ja.wikipedia.org
食性
口や歯の形などから肉食で、小さな甲殻類や貝などを食べていたと思われる。
サイズ
数cm~十数cm程度の化石が多いものの、直径2.5mのものもあった(イギリス)。
どんな生き物?
カタツムリの一種ではありません!実は、イカやタコの仲間。デボン紀から白亜紀まで栄え、恐竜と共に絶滅。
画像「アンモナイト」『フリー百科事典ウィキペディア日本語版』。URL: http://ja.wikipedia.org
北海道でよく獲れる理由
北海道が世界的にも有名な理由はノジュール(団塊)にあります。ノジュールとは、炭酸カルシウムを主成分とした硬い岩石の塊です。北海道産のアンモナイトは、多くの場合このノジュールに守られ、浸食を受けずほぼ完全な殻のままで保存されています。
生態
殻の内部は規則正しく仕切られ、もっとも出口に近い部屋に体が収まる。それより奥は空洞でガスが入っており、浮力を調節。