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堂々たる風貌、出自がしっかりと裏面に記されている北海道産異常巻きアンモナイト、ポリプチコセラス(Polyptychoceras )/【an2297】
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こちらは北海道三笠市熊追沢で発見、採集されたアンモナイト、ポリプチコセラスです。
ポリプチコセラスは、180度ターンで知られる、北海道の白亜紀の地層を代表する異常巻きアンモナイトです。
異常巻きといっても、生物として異常があったわけではなく、当時の環境に適応した結果、このような形に進化したと考えられています。異常巻きアンモナイトは主に白亜紀後期になって登場しました。北海道は異常巻きアンモナイトの世界的な産地として知られています。アンモナイトの巻き方についてはコラム「正常巻きアンモナイトの巻き方 ~密巻きとゆる巻き~」を御覧ください。
まさにヘアピンカーブ!
太い肋(ろく)が保存されています。
裏面には巡検メモが残されています。これによれば昭和43年6月15日に採集されたようです。ネームカードを紛失しても標本の出自が明確にわかりますね。
本体カーブ計測19センチ、母岩最長部12センチほど。
100円玉との比較。この角度で展示すると見栄えが致します。
商品スペック
商品ID | an2297 |
---|---|
年代 | 中生代白亜紀(1億3500万 -- 6600万年前) |
学名 | 堂々たる風貌、出自がしっかりと裏面に記されている北海道産異常巻きアンモナイト、ポリプチコセラス(Polyptychoceras ) |
産地 | 北海道 日本 |
サイズ | 本体カーブ計測19cm 母岩含め全体12.3cm×6.9cm×高6.1cm |
商品解説 | 堂々たる風貌、出自がしっかりと裏面に記されている北海道産異常巻きアンモナイト、ポリプチコセラス(Polyptychoceras )。北海道三笠市熊迫沢 |
この商品を購入されたお客様のお声
初めて異常巻アンモナイトを購入しました。昭和43年に採取された化石が50年以上どの様な経過で自分の下にやって来たのか。よくぞ自分の所に来てくれたなと思います。それ以上に何千万年と言う莫大な時間後に未来の人間と言う生物によって再び地上に戻されるとはアンモナイト自身も全く思っていなかったでしょうね。特徴的なヘアピンカーブの部分意外の部位はどんな形をしていたのか興味深いです。母岩の反対側にも化石が観察出来ますがどうやら別な頭足類の部分化石のようです。母岩付きの標本は他の生物の化石が含まれている事が多いので観察するのが楽しいですね。
東京都/男性
アンモナイトとは?
名前の由来
古代エジプトの太陽神アモンが持つ螺旋状に巻いた羊のツノににていたことから、アモンのツノという意味のアンモナイトになった。
画像「アンモナイト」『フリー百科事典ウィキペディア日本語版』。URL: http://ja.wikipedia.org
食性
口や歯の形などから肉食で、小さな甲殻類や貝などを食べていたと思われる。
サイズ
数cm~十数cm程度の化石が多いものの、直径2.5mのものもあった(イギリス)。
どんな生き物?
カタツムリの一種ではありません!実は、イカやタコの仲間。デボン紀から白亜紀まで栄え、恐竜と共に絶滅。
画像「アンモナイト」『フリー百科事典ウィキペディア日本語版』。URL: http://ja.wikipedia.org
北海道でよく獲れる理由
北海道が世界的にも有名な理由はノジュール(団塊)にあります。ノジュールとは、炭酸カルシウムを主成分とした硬い岩石の塊です。北海道産のアンモナイトは、多くの場合このノジュールに守られ、浸食を受けずほぼ完全な殻のままで保存されています。
生態
殻の内部は規則正しく仕切られ、もっとも出口に近い部屋に体が収まる。それより奥は空洞でガスが入っており、浮力を調節。