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レア!! 希少産地、ポーランド産、直径最大部20センチ弱に達する、極めて大きなマクロセファリテス(Macrocephalites)の化石/【an2233】
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こちらはちょっと珍しい標本です。ヘビーなアンモナイトコレクターにぜひご注目いただきたい逸品です。マクロセファリテスと呼ばれるこのアンモナイトは、小さなへそに丸みのあるフォルム、そして密巻きで特徴付けられます。密巻きとは最後の一巻きが大きい巻き方のことです。アンモナイトの殻の巻き方にはいくつかのタイプがあります。詳しくはコラム「正常巻きアンモナイトの巻き方 ~密巻きとゆる巻き~」を御覧ください。
マクロセファリテスでここまで立派な標本はなかなかありません。こちらの個体は直径ほぼ20センチに達します。以前ドイツ産の直径7センチ弱のマクロセファリテスを発表したところ売却後も多くの問い合わせをいただきましたが、こちらは直線で3倍近く、面積で9倍、体積で25倍以上の大きさがある、堂々たる標本です。
表面には複雑で美しい縫合線が散見されます。縫合線とはアンモナイトの殻の表層の骨格が露出した模様を指します。アンモナイトを鑑賞する時のポイントの一つで、種類に固有とされています。一般に時代を減るごとに縫合線は複雑化します。アンモナイトの祖先とされるゴニアタイトなどのそれと比較するとその違いは明らかです。
マクロセファリテスはジュラ紀に棲息していたアンモナイトで、世界各地から採集されますが、マダガスカル、ドイツ、オランダなどが多い傾向にあります。こちらは珍しいポーランド産です。
そのフォルム、全体的な印象はたしかにマクロセファリテスのそれですが、この特大サイズに慣れません。それにしても凄まじいサイズです。
遠くから見ると一様に見えたブラウンも近づいてみると縫合線による細かな模様が見られます。ぜひルーペ等を用いてご覧ください。
こちらが表側。ご注目いただきたいのは写真下側の2つと上側1つの穴。仕入元からは海生爬虫類による噛み跡ではないかという指摘があります。真偽の程は確かめようがありませんが、別のアンモナイトでは噛み跡とされる穴が見つかることが実際にあります。一つの”特典”としてお楽しみいただければと思います。
こちらはバックサイドです。
立体感あふれる標本です。
へそは比較的小さく、密巻きのフォルム。
重さ3.6キロオーバー、直径最大部ほぼ20センチの特大アンモナイトです。
100円玉との比較。直径最大部20センチ弱の極めて大きなマクロセファリテスです。
商品スペック
商品ID | an2233 |
---|---|
年代 | 中生代ジュラ紀(1億9500万 -- 1億3500万年前) |
学名 | レア!! 希少産地、ポーランド産、直径最大部20センチ弱に達する、極めて大きなマクロセファリテス(Macrocephalites)の化石 |
産地 | Poland |
サイズ | 本体最大部19.9cm 厚10.2cm 3635g |
商品解説 | レア!! 希少産地、ポーランド産、直径最大部20センチ弱に達する、極めて大きなマクロセファリテス(Macrocephalites)の化石 |
この商品を購入されたお客様のお声
イギリス、マダガスカル、モロッコ産などが、アンモナイト名産地としてすぐに思い浮かびますが、ポーランド産のアンモナイトとなるとなかなか無いと思いますので、これからも大事にしていきたいと思います。
兵庫県/男性
アンモナイトとは?
名前の由来
古代エジプトの太陽神アモンが持つ螺旋状に巻いた羊のツノににていたことから、アモンのツノという意味のアンモナイトになった。
画像「アンモナイト」『フリー百科事典ウィキペディア日本語版』。URL: http://ja.wikipedia.org
食性
口や歯の形などから肉食で、小さな甲殻類や貝などを食べていたと思われる。
サイズ
数cm~十数cm程度の化石が多いものの、直径2.5mのものもあった(イギリス)。
どんな生き物?
カタツムリの一種ではありません!実は、イカやタコの仲間。デボン紀から白亜紀まで栄え、恐竜と共に絶滅。
画像「アンモナイト」『フリー百科事典ウィキペディア日本語版』。URL: http://ja.wikipedia.org
北海道でよく獲れる理由
北海道が世界的にも有名な理由はノジュール(団塊)にあります。ノジュールとは、炭酸カルシウムを主成分とした硬い岩石の塊です。北海道産のアンモナイトは、多くの場合このノジュールに守られ、浸食を受けずほぼ完全な殻のままで保存されています。
生態
殻の内部は規則正しく仕切られ、もっとも出口に近い部屋に体が収まる。それより奥は空洞でガスが入っており、浮力を調節。