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フランス、ル・クラピエ産、ハーフカットでパイライト!小ぶりながら上質。黄鉄鉱化したアンモナイト(Ammonite)/【an2231】
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こちらはフランス、ル・クラピエにて採集された黄鉄鉱化されたアンモナイトの化石です。黄鉄鉱とは鉄と硫黄が半々の化合物です。
アンモナイトの殻がもともと黄鉄鉱でできていたのではありません。死骸の一部が嫌気性のバクテリアによって分解され生成した硫黄が周囲の鉄と結びついて黄鉄鉱をつくり出し、殻の本来の成分と徐々に入れ替わった結果と考えられます。
骨格の部分のみが黄鉄鉱に置換されていることが分かります。本来空洞だった部分は現在でも空洞です。
黄鉄鉱は軽い金属のような質感です。硫黄が含まれていますが、匂いはしません。
表側。
およそ2センチの標本です。
100円玉より一回り小さいサイズです。
商品スペック
商品ID | an2231 |
---|---|
年代 | 中生代ジュラ紀(1億9500万 -- 1億3500万年前) |
学名 | フランス、ル・クラピエ産、ハーフカットでパイライト!小ぶりながら上質。黄鉄鉱化したアンモナイト(Ammonite) |
産地 | Le Clapier, France |
サイズ | 本体直径2.1cm |
商品解説 | フランス、ル・クラピエ産、ハーフカットでパイライト!小ぶりながら上質。黄鉄鉱化したアンモナイト(Ammonite) |
アンモナイトとは?
名前の由来
古代エジプトの太陽神アモンが持つ螺旋状に巻いた羊のツノににていたことから、アモンのツノという意味のアンモナイトになった。
画像「アンモナイト」『フリー百科事典ウィキペディア日本語版』。URL: http://ja.wikipedia.org
食性
口や歯の形などから肉食で、小さな甲殻類や貝などを食べていたと思われる。
サイズ
数cm~十数cm程度の化石が多いものの、直径2.5mのものもあった(イギリス)。
どんな生き物?
カタツムリの一種ではありません!実は、イカやタコの仲間。デボン紀から白亜紀まで栄え、恐竜と共に絶滅。
画像「アンモナイト」『フリー百科事典ウィキペディア日本語版』。URL: http://ja.wikipedia.org
北海道でよく獲れる理由
北海道が世界的にも有名な理由はノジュール(団塊)にあります。ノジュールとは、炭酸カルシウムを主成分とした硬い岩石の塊です。北海道産のアンモナイトは、多くの場合このノジュールに守られ、浸食を受けずほぼ完全な殻のままで保存されています。
生態
殻の内部は規則正しく仕切られ、もっとも出口に近い部屋に体が収まる。それより奥は空洞でガスが入っており、浮力を調節。