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極上美品!特大10センチオーバー!マダガスカル産のアンモナイト、クレオニセラス(Cleoniceras)のカット&ポリッシュ化石/【an2185】
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こちらはマダガスカル産の、極めて上質なハーフカットアンモナイトです。中央で2つに分離し、表面を研磨した標本です。このようなカット、展示方法は、古くからあり、アンモナイトの美しさを最大限に引き出す手法として知られています。また、アンモナイトの内部の構造を観察できる点から、教育用として有用です。美しい巻き方を楽しめるので、インテリアとして利用される向きも多く、実に活用方法の多い化石でもあります。

ご覧のようにかなりの大サイズです。クレオニセラスという種類のアンモナイトですが、直径最大部10センチを超える個体は多くありません。

アンモナイトは渦の中心から成長を開始し、徐々に外側に大きくなっていきます。ヤドカリなどと異なり、殻と軟体部は一体型で、一生をともにします。詳しくはコラム「アンモナイトやオウムガイの内部はどうなっていたか?」を御覧ください。

こちらの標本に限っては、表側は鑑賞面ではありませんが、遊色箇所を発見しましたので、あえてご紹介します。

白い線をご覧いただけますか。こちらは隔壁(かくへき)といってアンモナイトの殻の内部を仕切っている壁になります。アンモナイトはいくつかの小部屋に分かれており、段階的に空気や海水を注入できたと考えられています。それにより浮力を調整できたという説もあります。

教育用としてもこれ以上無い、まさに教科書的な標本です。

隔壁で囲まれた小部屋は本来空洞でしたが、堆積物が充填され、長い時間をかけて珪酸塩鉱物へと変化しています。茶色の部分はアラゴナイト、白い部分は方解石と考えられます。


もともとは一つのアンモナイトなので、ぴったり合わさります。

ひとつあたり直径最大部107ミリ。かなりの大判のクレオニセラスです。2つ合わせると20センチを超えます。

100円玉との比較。付属のスタンドを使って、このように並べて展示することも可能です。インテリアとしても見栄えがいたします。
商品スペック
商品ID | an2185 |
---|---|
年代 | 中生代白亜紀(1億3500万 -- 6600万年前) |
学名 | 極上美品!特大10センチオーバー!マダガスカル産のアンモナイト、クレオニセラス(Cleoniceras)のカット&ポリッシュ化石 |
産地 | Madagascar |
サイズ | 直径10.6cm 厚2.7cm(2枚合わせて) |
商品解説 | 極上美品!特大10センチオーバー!マダガスカル産のアンモナイト、クレオニセラス(Cleoniceras)のカット&ポリッシュ化石 |
アンモナイトとは?
名前の由来
古代エジプトの太陽神アモンが持つ螺旋状に巻いた羊のツノににていたことから、アモンのツノという意味のアンモナイトになった。
画像「アンモナイト」『フリー百科事典ウィキペディア日本語版』。URL: http://ja.wikipedia.org
食性
口や歯の形などから肉食で、小さな甲殻類や貝などを食べていたと思われる。
サイズ
数cm~十数cm程度の化石が多いものの、直径2.5mのものもあった(イギリス)。
どんな生き物?
カタツムリの一種ではありません!実は、イカやタコの仲間。デボン紀から白亜紀まで栄え、恐竜と共に絶滅。
画像「アンモナイト」『フリー百科事典ウィキペディア日本語版』。URL: http://ja.wikipedia.org
北海道でよく獲れる理由
北海道が世界的にも有名な理由はノジュール(団塊)にあります。ノジュールとは、炭酸カルシウムを主成分とした硬い岩石の塊です。北海道産のアンモナイトは、多くの場合このノジュールに守られ、浸食を受けずほぼ完全な殻のままで保存されています。
生態
殻の内部は規則正しく仕切られ、もっとも出口に近い部屋に体が収まる。それより奥は空洞でガスが入っており、浮力を調節。