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世界的なラーゲルシュテッテン、ドイツ・ホルツマーデン産の有名なアンモナイト、ダクチリオセラス(Dactylioceras)/【an2163】
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この黒色の頁岩を見ると、心が踊るという人がいれば間違いなく化石のヘビーコレクターでしょう。こちらはドイツ・ホルツマーデン産のダクチリオセラスというアンモナイトです。このラーゲルシュテッテン(ドイツ語で特に保存状態の良い化石を産する堆積層を意味します)からはジュラ紀の実に様々な海洋生物の化石が採集されます。
こちらのアンモナイトのほか、ウミユリ、魚竜、ワニ、様々な魚、ベレムナイトなど、実に様々な化石を産します。いずれも圧力を受け平板化していますが、同時に全形が保存され、世界的に見ても極めて良好な保存状態を示します。
ダクチリオセラスはホルツマーデンを代表するアンモナイトで、非常に細かい細脈で知られています。
中心から開口部までしっかりと保存されています。よく見ると、周辺に小さなダクチリオセラスが多数散見されます。
こちらは裏面です。非常にきめ細かい歴性質の頁岩です。
横から見ると層になっていることがお分かりでしょう。少しずつ断続的に堆積したことを表しています。
全形が保存された見事なダクチリオセラスです。
最も大きな個体の直径は5センチほど、母岩最長部13センチほです。
商品スペック
商品ID | an2163 |
---|---|
年代 | 中生代ジュラ紀(1億9500万 -- 1億3500万年前) |
学名 | 世界的なラーゲルシュテッテン、ドイツ・ホルツマーデン産の有名なアンモナイト、ダクチリオセラス(Dactylioceras) |
産地 | Holzmaden, Germany |
サイズ | 本体最大直径5cm 母岩含め全体13.2cm×10.5cm×最厚部1.1cm |
商品解説 | 世界的なラーゲルシュテッテン、ドイツ・ホルツマーデン産の有名なアンモナイト、ダクチリオセラス(Dactylioceras) |
アンモナイトとは?
名前の由来
古代エジプトの太陽神アモンが持つ螺旋状に巻いた羊のツノににていたことから、アモンのツノという意味のアンモナイトになった。
画像「アンモナイト」『フリー百科事典ウィキペディア日本語版』。URL: http://ja.wikipedia.org
食性
口や歯の形などから肉食で、小さな甲殻類や貝などを食べていたと思われる。
サイズ
数cm~十数cm程度の化石が多いものの、直径2.5mのものもあった(イギリス)。
どんな生き物?
カタツムリの一種ではありません!実は、イカやタコの仲間。デボン紀から白亜紀まで栄え、恐竜と共に絶滅。
画像「アンモナイト」『フリー百科事典ウィキペディア日本語版』。URL: http://ja.wikipedia.org
北海道でよく獲れる理由
北海道が世界的にも有名な理由はノジュール(団塊)にあります。ノジュールとは、炭酸カルシウムを主成分とした硬い岩石の塊です。北海道産のアンモナイトは、多くの場合このノジュールに守られ、浸食を受けずほぼ完全な殻のままで保存されています。
生態
殻の内部は規則正しく仕切られ、もっとも出口に近い部屋に体が収まる。それより奥は空洞でガスが入っており、浮力を調節。