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直径最大部134ミリ!美しい縫合線と光沢が保存された、古生代を代表する頭足類、ゴニアタイト(Goniatite)の大判化石/【an2160】
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こちらは古生代デボン紀の海中に棲息していた頭足類、ゴニアタイトです。最も古い頭足類の一つで、あのアンモナイトの祖先とされる生物の殻の化石です。
ゴニアタイトはヨーロッパ、アジア、北米、アフリカとさまざまな地域から化石が採集されることから、当時、世界的に繁栄していたと推察されます。
ゴニアタイトは殻の表層の骨格の複雑性を表す、縫合線が非常にシンプルであることで知られています。ただ、ゴニアタイトの歴史としては最後尾にあたるペルム紀頃のゴニアタイトの中には、複雑な縫合線を持つものが現れていました。時代を経るごとに殻の内部を軽量化しつつ強度を保つ必要性に迫られていたのかもしれませんね。
こちらのゴニアタイトの縫合線は非常にシンプルで、2,3回、ジグザグに引っかかれたようなラインを描いています。典型的なゴニアタイトの縫合線と言えます。
もっとも厚いところでおよそ26ミリ。ゴニアタイトとしてはかなり立派な個体です。
裏面はカットされています。
表面は丁寧に磨かれ美しい光沢が備わっています。直径最大部134ミリという大判標本です。
100円玉との比較。古生代を代表する頭足類、ゴニアタイトの大判化石です。
商品スペック
商品ID | an2160 |
---|---|
年代 | 古生代デボン紀(4億1000万 -- 3億6700万年前) |
学名 | 直径最大部134ミリ!美しい縫合線と光沢が保存された、古生代を代表する頭足類、ゴニアタイト(Goniatite)の大判化石 |
産地 | Morocco |
サイズ | ゴニアタイト直径13.4cm 厚2.6cm |
商品解説 | 直径最大部134ミリ!美しい縫合線と光沢が保存された、古生代を代表する頭足類、ゴニアタイト(Goniatite)の大判化石 |
アンモナイトとは?
名前の由来
古代エジプトの太陽神アモンが持つ螺旋状に巻いた羊のツノににていたことから、アモンのツノという意味のアンモナイトになった。
画像「アンモナイト」『フリー百科事典ウィキペディア日本語版』。URL: http://ja.wikipedia.org
食性
口や歯の形などから肉食で、小さな甲殻類や貝などを食べていたと思われる。
サイズ
数cm~十数cm程度の化石が多いものの、直径2.5mのものもあった(イギリス)。
どんな生き物?
カタツムリの一種ではありません!実は、イカやタコの仲間。デボン紀から白亜紀まで栄え、恐竜と共に絶滅。
画像「アンモナイト」『フリー百科事典ウィキペディア日本語版』。URL: http://ja.wikipedia.org
北海道でよく獲れる理由
北海道が世界的にも有名な理由はノジュール(団塊)にあります。ノジュールとは、炭酸カルシウムを主成分とした硬い岩石の塊です。北海道産のアンモナイトは、多くの場合このノジュールに守られ、浸食を受けずほぼ完全な殻のままで保存されています。
生態
殻の内部は規則正しく仕切られ、もっとも出口に近い部屋に体が収まる。それより奥は空洞でガスが入っており、浮力を調節。