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直径167ミリ!大きい!特徴的な縫合線を有する、「いかにも」なゴニアタイト(Goniatite)の化石/【an2147】
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こちらは根強いファンがいる古生代デボン紀の頭足類、ゴニアタイトです。頭足類というのは、頭から足(腕)がたくさん生えている生物のグループ名です。現世ですと、タコやイカ、オウムガイなどと言うと分かりやすいでしょうか。タコやイカなどは化石として残るほどの硬い殻を持ちませんが、古代の頭足類の多くは、こちらのゴニアタイトやより新しい時代のアンモナイトなど、硬い殻を持つ生物が多くいました。そのうち、このゴニアタイトは古生代に繁栄したグループで、比較的小型かつ殻の構造がシンプルで原始的という特徴を持っています。
ジグザグの模様が面白いですよね。ゴニアタイトの典型的な特徴です。
古代の頭足類は硬い殻を持っていた、と前述しましたが、よく考えてみれば、硬い殻を持っていなかった生物もいたかもしれませんね。その場合、軟体部は化石として保存されないので、われわれがこうして目で確認することができません。たとえば新生代のメガロドンなども歯以外は化石としては残らないため、全貌がはっきりしない生物ですよね。われわれがその存在を認知できない生物が過去にはたくさんいたのでしょうね。
こちらは裏面です。深く削られ、かつ平面になるようにカットされています。平置き時に役立ちます。
この2,3回だけえぐったような縫合線模様がゴニアタイトの特徴です。中生代のアンモナイトの縫合線は非常に複雑です。ゴニアタイトはまだ進化が十分ではなく、殻は原始的な構造だったと考えられています。模様としては味わい深く、魅了されるコレクターも多いです。
およそ3センチほどの厚み。
直径最大部167ミリ。ゴニアタイトは比較的小型ですが、こちらの個体は群を抜いて大きいと言って良いでしょう。10センチを超えれば立派な個体ですが、こちらは面積比で2.5倍以上あります。大きなゴニアタイトをお探しの方にはぴったりでしょう。
100円玉との比較。特徴的な縫合線を有する、「いかにも」なゴニアタイトの化石です。直径最大部167ミリ、という群を抜いたサイズを誇ります。
商品スペック
商品ID | an2147 |
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年代 | 古生代デボン紀(4億1000万 -- 3億6700万年前) |
学名 | 直径167ミリ!大きい!特徴的な縫合線を有する、「いかにも」なゴニアタイト(Goniatite)の化石 |
産地 | Morocco |
サイズ | ゴニアタイト直径16.7cm 厚3cm |
商品解説 | 直径167ミリ!大きい!特徴的な縫合線を有する、「いかにも」なゴニアタイト(Goniatite)の化石 |
アンモナイトとは?
名前の由来
古代エジプトの太陽神アモンが持つ螺旋状に巻いた羊のツノににていたことから、アモンのツノという意味のアンモナイトになった。
画像「アンモナイト」『フリー百科事典ウィキペディア日本語版』。URL: http://ja.wikipedia.org
食性
口や歯の形などから肉食で、小さな甲殻類や貝などを食べていたと思われる。
サイズ
数cm~十数cm程度の化石が多いものの、直径2.5mのものもあった(イギリス)。
どんな生き物?
カタツムリの一種ではありません!実は、イカやタコの仲間。デボン紀から白亜紀まで栄え、恐竜と共に絶滅。
画像「アンモナイト」『フリー百科事典ウィキペディア日本語版』。URL: http://ja.wikipedia.org
北海道でよく獲れる理由
北海道が世界的にも有名な理由はノジュール(団塊)にあります。ノジュールとは、炭酸カルシウムを主成分とした硬い岩石の塊です。北海道産のアンモナイトは、多くの場合このノジュールに守られ、浸食を受けずほぼ完全な殻のままで保存されています。
生態
殻の内部は規則正しく仕切られ、もっとも出口に近い部屋に体が収まる。それより奥は空洞でガスが入っており、浮力を調節。