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見事な縫合線が露出!フランス・アヴェイロンで採集された黄鉄鉱化(パイライト)アンモナイト(Ammonite)/【an2141】
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こちらはフランス・アヴェイロン産の黄鉄鉱化アンモナイトです。およそ1億9千億年前(中生代ジュラ紀)の地層より採集されました。
ご覧のように殻の表面には細かな縫合線があらわれています。縫合線とは殻の表層近くの骨格が露出したもので、表面を磨いていくと現れます。
全体が黄鉄鉱に覆われているこのアンモナイトですが、当然のことながら、もともとそうだったわけではありません。遺骸から発生したアンモニアが周囲の硫黄や鉄分と混ざり合い、黄鉄鉱が生まれ、本来の成分であるアラゴナイトなどと少しずつ入れ替わっていき、最終的にこのように全体が黄鉄鉱に置換された状態になったと考えられています。
それにしても見事な縫合線ですね。
両面ともに縫合線を楽しめるタイプ。
開口部から撮影。
直径最大部23ミリほど。
100円玉とほぼ同じサイズです。
商品スペック
商品ID | an2141 |
---|---|
年代 | 中生代ジュラ紀(1億9500万 -- 1億3500万年前) |
学名 | 見事な縫合線が露出!フランス・アヴェイロンで採集された黄鉄鉱化(パイライト)アンモナイト(Ammonite) |
産地 | Aveyron, France |
サイズ | 本体直径2.3cm |
商品解説 | 見事な縫合線が露出!フランス・アヴェイロンで採集された黄鉄鉱化(パイライト)アンモナイト(Ammonite) |
アンモナイトとは?
名前の由来
古代エジプトの太陽神アモンが持つ螺旋状に巻いた羊のツノににていたことから、アモンのツノという意味のアンモナイトになった。
画像「アンモナイト」『フリー百科事典ウィキペディア日本語版』。URL: http://ja.wikipedia.org
食性
口や歯の形などから肉食で、小さな甲殻類や貝などを食べていたと思われる。
サイズ
数cm~十数cm程度の化石が多いものの、直径2.5mのものもあった(イギリス)。
どんな生き物?
カタツムリの一種ではありません!実は、イカやタコの仲間。デボン紀から白亜紀まで栄え、恐竜と共に絶滅。
画像「アンモナイト」『フリー百科事典ウィキペディア日本語版』。URL: http://ja.wikipedia.org
北海道でよく獲れる理由
北海道が世界的にも有名な理由はノジュール(団塊)にあります。ノジュールとは、炭酸カルシウムを主成分とした硬い岩石の塊です。北海道産のアンモナイトは、多くの場合このノジュールに守られ、浸食を受けずほぼ完全な殻のままで保存されています。
生態
殻の内部は規則正しく仕切られ、もっとも出口に近い部屋に体が収まる。それより奥は空洞でガスが入っており、浮力を調節。