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久々の登場!コレクショングレード!ゆる巻きアンモナイトのアネトセラスの一級標本。ファコプスの頭部付き(Anetoceras)/【an2138】
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こちらは古生代デボン紀のアンモナイト、アネトセラスです。コレクション用に丁寧にクリーニングされた美しき標本です。
アネトセラスは、典型的なゆる巻き型のアンモナイトです。ゆる巻きとはご覧のように、殻が開口部にかけてあまり膨張しない巻き方のことです。アネトセラスは殻の間に隙間ができるほど、極端にゆるく巻いています。詳しくはコラム「正常巻きアンモナイトの巻き方 ~密巻きとゆる巻き~」を御覧ください。
アネトセラスは肋(ろく)の落差が非常に大きいアンモナイトです。
コレクショングレードのアネトセラスは過去に一度扱ったことがあり、それ以来、納得できる標本がなく見送り続けてきましたが、こちらは個人的な水準に達した待望の標本です。
こちらの標本の面白いのはここ。同じく古生代デボン紀に棲息していた三葉虫、ファコプスの頭鞍部の化石が同居していること。頭部を上に突き出すようにクリーニングされているのが面白いです。
付属のスタンドに載せて撮影してみました。母岩が本体に合わせて丁寧にカットされているため、絵になります。
アンモナイトの直径は最大部135ミリとかなりの大きさ。
こちらは裏目です。クリーニングのあたりが付けられた箇所がいくつかあります。平らになるように調整されていますので、平置き時に安定的に設置ができます。
ファコプスをアップで撮影。
直径最大部135ミリに達する、大きなアネトセラスです。
100円玉との比較。モロッコ産のゆる巻きアンモナイト、アネトセラスのコレクショングレードの化石です。
商品スペック
商品ID | an2138 |
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年代 | 古生代デボン紀(4億1000万 -- 3億6700万年前) |
学名 | 久々の登場!コレクショングレード!ゆる巻きアンモナイトのアネトセラスの一級標本。ファコプスの頭部付き(Anetoceras) |
産地 | Morocco |
サイズ | アンモナイト直径13.5cm 三葉虫幅2.4cm 母岩含め全体15.6cm×13.6cm×厚3.5cm |
商品解説 | 久々の登場!コレクショングレード!ゆる巻きアンモナイトのアネトセラスの一級標本。ファコプスの頭部付き(Anetoceras) |
アンモナイトとは?
名前の由来
古代エジプトの太陽神アモンが持つ螺旋状に巻いた羊のツノににていたことから、アモンのツノという意味のアンモナイトになった。
画像「アンモナイト」『フリー百科事典ウィキペディア日本語版』。URL: http://ja.wikipedia.org
食性
口や歯の形などから肉食で、小さな甲殻類や貝などを食べていたと思われる。
サイズ
数cm~十数cm程度の化石が多いものの、直径2.5mのものもあった(イギリス)。
どんな生き物?
カタツムリの一種ではありません!実は、イカやタコの仲間。デボン紀から白亜紀まで栄え、恐竜と共に絶滅。
画像「アンモナイト」『フリー百科事典ウィキペディア日本語版』。URL: http://ja.wikipedia.org
北海道でよく獲れる理由
北海道が世界的にも有名な理由はノジュール(団塊)にあります。ノジュールとは、炭酸カルシウムを主成分とした硬い岩石の塊です。北海道産のアンモナイトは、多くの場合このノジュールに守られ、浸食を受けずほぼ完全な殻のままで保存されています。
生態
殻の内部は規則正しく仕切られ、もっとも出口に近い部屋に体が収まる。それより奥は空洞でガスが入っており、浮力を調節。