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内部の構造丸わかり!ペア!マダガスカル産の珍しいアンモナイト、リトセラス(Lytoceras)のカット&ポリッシュ標本/【an2133】
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こちらはマダガスカル産のアンモナイト、リトセラスのカット&ポリッシュ標本です。一つのアンモナイトを中央で2つにカットして、それぞれの断面を丁寧に磨き上げたものです。
アンモナイトの内部をのぞくことができます。ぜひこちらのコラム「アンモナイトやオウムガイの内部はどうなっていたか?」と一緒にご覧ください。実物を手に取るとなおその構造を理解することができますよ。
白いラインは隔壁といって、殻の内部の小部屋を仕切っています。
それぞれの小部屋は本来空洞で空気や海水を出し入れすることができたと考えられています。浮力を調節していたという説も。
アンモナイトはもともと渦の中央から成長をはじめ、徐々に大きくなっています。最も外側の部屋に軟体部が入っていました。現世のヤドカリは殻を定期的に変えますが、アンモナイトの軟体部は殻と一体化していたと考えられています。
リトセラスは隔壁の入り方が独特です。
表面は非常に丁寧に磨かれていて光沢があります。
殻の表面を撮影。こちらは今回は非鑑賞面になります。
リトセラスはご覧のように開口部が大きく膨らんでいます。
一つの直径最大部はおよそ53ミリ。
100円玉との比較。美しい断面を堪能できる上質のリトセラスです。
商品スペック
商品ID | an2133 |
---|---|
年代 | 中生代白亜紀(1億3500万 -- 6600万年前) |
学名 | 内部の構造丸わかり!ペア!マダガスカル産の珍しいアンモナイト、リトセラス(Lytoceras)のカット&ポリッシュ標本 |
産地 | Madagascar |
サイズ | 直径5.3cm 厚2.4cm |
商品解説 | 内部の構造丸わかり!ペア!マダガスカル産の珍しいアンモナイト、リトセラス(Lytoceras)のカット&ポリッシュ標本 |
アンモナイトとは?
名前の由来
古代エジプトの太陽神アモンが持つ螺旋状に巻いた羊のツノににていたことから、アモンのツノという意味のアンモナイトになった。
画像「アンモナイト」『フリー百科事典ウィキペディア日本語版』。URL: http://ja.wikipedia.org
食性
口や歯の形などから肉食で、小さな甲殻類や貝などを食べていたと思われる。
サイズ
数cm~十数cm程度の化石が多いものの、直径2.5mのものもあった(イギリス)。
どんな生き物?
カタツムリの一種ではありません!実は、イカやタコの仲間。デボン紀から白亜紀まで栄え、恐竜と共に絶滅。
画像「アンモナイト」『フリー百科事典ウィキペディア日本語版』。URL: http://ja.wikipedia.org
北海道でよく獲れる理由
北海道が世界的にも有名な理由はノジュール(団塊)にあります。ノジュールとは、炭酸カルシウムを主成分とした硬い岩石の塊です。北海道産のアンモナイトは、多くの場合このノジュールに守られ、浸食を受けずほぼ完全な殻のままで保存されています。
生態
殻の内部は規則正しく仕切られ、もっとも出口に近い部屋に体が収まる。それより奥は空洞でガスが入っており、浮力を調節。