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フランス産およそ1億9千万年前の黄鉄鉱化アンモナイト(Ammonite)。特徴的な縫合線に入り方にご注目!/【an2125】
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こちらはフランス産の黄鉄鉱化アンモナイトです。およそ1億9千万年前の標本です。
表面に独特のくぼみが見えますね。これは縫合線と言います。アンモナイトの殻の表層付近の骨格が研磨によって現れたもので、アンモナイトの種類によって異なります。
こちらのアンモナイトは縫合線が明瞭で深くに刻まれています。
アンモナイトの軟体部が遺骸となり、発生したアンモニアが周囲の硫黄や鉄分と混ざり合い、黄鉄鉱が生まれます。殻の本来の成分(アラゴナイト)などと少しずつ入れ替わっていき、最終的に全体が黄鉄鉱に置換された状態になります。
こちらは裏面です。アンモナイトの内部が露出しています。アンモナイトの内部はいくつかの部屋に分かれていて、空気や海水などを出し入れできたと言われています。それにより浮力を得て、浮き沈みするのに役立ったという説があります。
一部内部が露出した極めてナチュラルな黄鉄鉱アンモナイトです。
全体に縫合線が多数走っているタイプではなく、肋(ろく)にそって太いラインが明瞭に入っています。
直径最大部36ミリ。
100円玉より二周り大きな標本です。
商品スペック
商品ID | an2125 |
---|---|
年代 | 中生代ジュラ紀(1億9500万 -- 1億3500万年前) |
学名 | フランス産およそ1億9千万年前の黄鉄鉱化アンモナイト(Ammonite)。特徴的な縫合線に入り方にご注目! |
産地 | Aveyron, France |
サイズ | 本体直径3.6cm |
商品解説 | フランス産およそ1億9千万年前の黄鉄鉱化アンモナイト(Ammonite)。特徴的な縫合線に入り方にご注目! |
アンモナイトとは?
名前の由来
古代エジプトの太陽神アモンが持つ螺旋状に巻いた羊のツノににていたことから、アモンのツノという意味のアンモナイトになった。
画像「アンモナイト」『フリー百科事典ウィキペディア日本語版』。URL: http://ja.wikipedia.org
食性
口や歯の形などから肉食で、小さな甲殻類や貝などを食べていたと思われる。
サイズ
数cm~十数cm程度の化石が多いものの、直径2.5mのものもあった(イギリス)。
どんな生き物?
カタツムリの一種ではありません!実は、イカやタコの仲間。デボン紀から白亜紀まで栄え、恐竜と共に絶滅。
画像「アンモナイト」『フリー百科事典ウィキペディア日本語版』。URL: http://ja.wikipedia.org
北海道でよく獲れる理由
北海道が世界的にも有名な理由はノジュール(団塊)にあります。ノジュールとは、炭酸カルシウムを主成分とした硬い岩石の塊です。北海道産のアンモナイトは、多くの場合このノジュールに守られ、浸食を受けずほぼ完全な殻のままで保存されています。
生態
殻の内部は規則正しく仕切られ、もっとも出口に近い部屋に体が収まる。それより奥は空洞でガスが入っており、浮力を調節。