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鮮やかなキャラメルブラウン!およそ1億2千万年前のアンモナイト、フィロセラス(Phylloceras)のスライスカット&ポリッシュ標本/【an2122】
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こちらはマダガスカル産のアンモナイト、フィロセラスのカット&ポリッシュ標本です。中央でカットして断面を研磨しています。
およそ1億2千万年前の地層より採集されたものです。直径最大部64ミリほど、平均的かやや大きいサイズです。もともと同じアンモナイトなので対称形です。
アンモナイトの内部はいくつかの小部屋に分かれていました。堆積中で珪酸塩鉱物が入り込み固化することが多いですが、こちらの標本の小部屋のいくつかは本来の空洞が残されています。
アンモナイトは中央部から外に成長していきます。
分厚いフィロセラスならではの、深い小部屋の空洞を撮影してみました。白いラインは隔壁(かくへき)で小部屋を仕切る硬い壁の役割を果たしています。
元来の成分であるアラゴナイトと変質したカルサイトが絶妙に混じっています。
こちらは表側。非常に細かい脈が保存されていることから、フィロセラスの仲間だと分かります。
ご覧のように、通常では見られない、極めて上質な化石です。
分厚い開口部を持つフィロセラス。
一つあたり直径最大部64ミリ。
100円玉との比較。上質のカット&ポリッシュ標本をお探しの方に、おすすめの厳選ペアです。
商品スペック
商品ID | an2122 |
---|---|
年代 | 中生代白亜紀(1億3500万 -- 6600万年前) |
学名 | 鮮やかなキャラメルブラウン!およそ1億2千万年前のアンモナイト、フィロセラス(Phylloceras)のスライスカット&ポリッシュ標本 |
産地 | Madagascar |
サイズ | 直径6.4cm 2枚合わせて厚3cm |
商品解説 | 鮮やかなキャラメルブラウン!およそ1億2千万年前のアンモナイト、フィロセラス(Phylloceras)のスライスカット&ポリッシュ標本 |
アンモナイトとは?
名前の由来
古代エジプトの太陽神アモンが持つ螺旋状に巻いた羊のツノににていたことから、アモンのツノという意味のアンモナイトになった。
画像「アンモナイト」『フリー百科事典ウィキペディア日本語版』。URL: http://ja.wikipedia.org
食性
口や歯の形などから肉食で、小さな甲殻類や貝などを食べていたと思われる。
サイズ
数cm~十数cm程度の化石が多いものの、直径2.5mのものもあった(イギリス)。
どんな生き物?
カタツムリの一種ではありません!実は、イカやタコの仲間。デボン紀から白亜紀まで栄え、恐竜と共に絶滅。
画像「アンモナイト」『フリー百科事典ウィキペディア日本語版』。URL: http://ja.wikipedia.org
北海道でよく獲れる理由
北海道が世界的にも有名な理由はノジュール(団塊)にあります。ノジュールとは、炭酸カルシウムを主成分とした硬い岩石の塊です。北海道産のアンモナイトは、多くの場合このノジュールに守られ、浸食を受けずほぼ完全な殻のままで保存されています。
生態
殻の内部は規則正しく仕切られ、もっとも出口に近い部屋に体が収まる。それより奥は空洞でガスが入っており、浮力を調節。