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ペア&厳選美品!マダガスカル産の1億年前のアンモナイト、クレオニセラス(Cleoniceras)のカット&ポリッシュ標本/【an2121】
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こちらはマダガスカル産のアンモナイト、クレオニセラスを半分にカットして断面を研磨した標本です。アンモナイト化石の伝統的な楽しみ方の一つです。とはいえ、こちらの化石は並のクオリティではありません。上質の標本を手間ひまかけて磨き上げた、美術品のような佇まいを持つ逸品です。
このタイプの化石は一対のペアとなります。中央でカットしたから全く同じものかというと微妙に異なります。我々の人の顔が左右で異なるようで、アンモナイトの殻も鉱物の沈着の仕方が少し違います。
のっぺりとした茶色は石灰岩、濃い茶色はアラゴナイトを含んだ珪酸塩鉱物、小部屋の中の白い半透明の部分は石英を含んだ珪酸塩鉱物と思われます。
アンモナイトの中央(ヘソという)から生まれ、徐々に殻を外側に成長させていきます。最も外側には軟体部が入っています。ヤドカリなどとは異なり、一生で一つの殻と共存します。そもそも軟体部と殻は一体化していて、他の殻に住み替えることはできなかったと考えられています。詳しくはコラム「アンモナイトやオウムガイの内部はどうなっていたか?」を御覧ください。
上コラムを読みつつ、こちらの標本を眺めるとさらに理解が深まると思います。白いラインは隔壁といって小部屋を分ける硬い壁です。これら小部屋は独立していましたが、連室細管という細い管で他の部屋とつながっていました。その管を通して海水と空気を流出入させることでき、浮力を自由に操れたという説があります。
深茶を呈するアラゴナイトを含む部分が実に味わい部深い。
こうして断面を眺めたあとは・・・
表側も御覧ください。なんと一部遊色を呈する箇所があります。
もともとは一つのアンモナイトでした。
一つの直径最大部は72ミリほど。
100円玉との比較。こうしてペアで並べるとさらに美しく展示できます。
商品スペック
商品ID | an2121 |
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年代 | 中生代白亜紀(1億3500万 -- 6600万年前) |
学名 | ペア&厳選美品!マダガスカル産の1億年前のアンモナイト、クレオニセラス(Cleoniceras)のカット&ポリッシュ標本 |
産地 | Madagascar |
サイズ | 直径7.2cm 2枚合わせて厚1.8cm |
商品解説 | ペア&厳選美品!マダガスカル産の1億年前のアンモナイト、クレオニセラス(Cleoniceras)のカット&ポリッシュ標本 |
アンモナイトとは?
名前の由来
古代エジプトの太陽神アモンが持つ螺旋状に巻いた羊のツノににていたことから、アモンのツノという意味のアンモナイトになった。
画像「アンモナイト」『フリー百科事典ウィキペディア日本語版』。URL: http://ja.wikipedia.org
食性
口や歯の形などから肉食で、小さな甲殻類や貝などを食べていたと思われる。
サイズ
数cm~十数cm程度の化石が多いものの、直径2.5mのものもあった(イギリス)。
どんな生き物?
カタツムリの一種ではありません!実は、イカやタコの仲間。デボン紀から白亜紀まで栄え、恐竜と共に絶滅。
画像「アンモナイト」『フリー百科事典ウィキペディア日本語版』。URL: http://ja.wikipedia.org
北海道でよく獲れる理由
北海道が世界的にも有名な理由はノジュール(団塊)にあります。ノジュールとは、炭酸カルシウムを主成分とした硬い岩石の塊です。北海道産のアンモナイトは、多くの場合このノジュールに守られ、浸食を受けずほぼ完全な殻のままで保存されています。
生態
殻の内部は規則正しく仕切られ、もっとも出口に近い部屋に体が収まる。それより奥は空洞でガスが入っており、浮力を調節。