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黒ジュラと呼ばれる瀝青質の頁岩の両面に中生代ジュラ紀のアンモナイトが見られる、ドイツ・ホルツマーデン産のマルチプレート化石/【an2106】
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こちらはドイツ・ホルツマーデンで採集された、黒色の母岩に浮かんだアンモナイトの化石です。ドイツ・ホルツマーデンの化石はこの黒色を以て「黒ジュラ」と呼ばれます。
ホルツマーデンの北東に位置する同じく有名な化石産地、ゾルンホーフェンの「白ジュラ」と対をなす存在です。この黒色に見えるのはオイルシェールが混じった頁岩だからです。オイルシェールが混入して堆積すると黒くなるのは地層の時代が異なりますが、同じくドイツの有名な化石産地、メッセルピットの頁岩と同じ構造ですね。
多数のアンモナイトが群集しています。ホルツマーデンではアンモナイトのほかプレシオサウルス、魚竜、ウミユリなど中生代ジュラ紀の海洋生物の化石が採集されます。粘土鉱物を多く含む頁岩で守られ上質の個体を多数産します。
近づいてみると、多数のアンモナイトが一箇所に集まっています。水流が澱んだ箇所に折り重なるように集積して化石化したと見られます。
何層にもなっている歴性質の頁岩
こちらのアンモナイトは黄鉄鉱化しています。
およそ12センチほど。両面に中生代ジュラ紀のアンモナイトが見られる、ドイツ・ホルツマーデン産の黒ジュラ化石です。
商品スペック
商品ID | an2106 |
---|---|
年代 | 中生代ジュラ紀(1億9500万 -- 1億3500万年前) |
学名 | 黒ジュラと呼ばれる瀝青質の頁岩の両面に中生代ジュラ紀のアンモナイトが見られる、ドイツ・ホルツマーデン産のマルチプレート化石 |
産地 | Holzmaden, Germany |
サイズ | 本体最大直径3.1cm 母岩含め全体12.6cm×10.4cm×厚0.6cm |
商品解説 | 黒ジュラと呼ばれる瀝青質の頁岩の両面に中生代ジュラ紀のアンモナイトが見られる、ドイツ・ホルツマーデン産のマルチプレート化石 |
この商品を購入されたお客様のお声
化石というものは、眺めていると何かしらの発見がある。その発見により、また別の化石への興味が促される。今回入手した化石も、まさにそういったタイプのものでした。「化石セブン」さんが、これからも様々な化石とのすぐれた出会いの場であることを心より願っています。
大阪府/男性
アンモナイトとは?
名前の由来
古代エジプトの太陽神アモンが持つ螺旋状に巻いた羊のツノににていたことから、アモンのツノという意味のアンモナイトになった。
画像「アンモナイト」『フリー百科事典ウィキペディア日本語版』。URL: http://ja.wikipedia.org
食性
口や歯の形などから肉食で、小さな甲殻類や貝などを食べていたと思われる。
サイズ
数cm~十数cm程度の化石が多いものの、直径2.5mのものもあった(イギリス)。
どんな生き物?
カタツムリの一種ではありません!実は、イカやタコの仲間。デボン紀から白亜紀まで栄え、恐竜と共に絶滅。
画像「アンモナイト」『フリー百科事典ウィキペディア日本語版』。URL: http://ja.wikipedia.org
北海道でよく獲れる理由
北海道が世界的にも有名な理由はノジュール(団塊)にあります。ノジュールとは、炭酸カルシウムを主成分とした硬い岩石の塊です。北海道産のアンモナイトは、多くの場合このノジュールに守られ、浸食を受けずほぼ完全な殻のままで保存されています。
生態
殻の内部は規則正しく仕切られ、もっとも出口に近い部屋に体が収まる。それより奥は空洞でガスが入っており、浮力を調節。