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お手頃なサイズ。人気の黒ジュラのダクチリオセラス(Dactylioceras)のマルチプレート化石/【an2100】
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こちらは有名自動会社が本社を置くドイツ・シュトゥットガルトから南東に30kmほどのところに位置するホルツマーデンより採集されたジュラ紀のアンモナイト、ダクチリオセラスのマルチプレート化石です。この地域の化石は特徴的な黒色の母岩に含まれているため、「黒ジュラ」と呼ばれます。さらに北東に数十kmほど進んだところにあるゾルンホーフェン産の白い石灰岩から採集される化石を「白ジュラ」と言います。
ご覧のように容易には数えられないほど多数のダクチリオセラスが散見されます。非常に細かな肋(ろく)を持ち、比較的ゆる巻きのアンモナイトです。
多くの個体は、本体の痕が保存された、いわゆるネガティブ化石です。印象化石とも言えます。
非常によく形状が保存されています。
黒い母岩が他の産地とは一線を画しています。
こちらは裏面です。ダクチリオセラスが確認できます。ダクチリオセラスは複数体で発見されることが多いアンモナイトです。
最厚部1センチ強。断面を見ると層状になっていることが分かります。
写真横、およそ13センチほどです。展示する場所に困らないサイズです。
100円玉との比較。付属のスタンドを使って立てて展示してみました。
商品スペック
商品ID | an2100 |
---|---|
年代 | 中生代ジュラ紀(1億9500万 -- 1億3500万年前) |
学名 | お手頃なサイズ。人気の黒ジュラのダクチリオセラス(Dactylioceras)のマルチプレート化石 |
産地 | Holzmaden, Germany |
サイズ | 本体最大直径4.2cm 母岩含め全体12.8cm×8.7cm×最厚部1.2cm |
商品解説 | お手頃なサイズ。人気の黒ジュラのダクチリオセラス(Dactylioceras)のマルチプレート化石 |
この商品を購入されたお客様のお声
白ジュラ・黒ジュラそろい踏みです.価格や大きさや白(2016年10月購入)とペアにして見た場合のバランスの良さなどを考えて物色してきましたが,この黒が琴線に触れました!ちなみに白のサッココマは遊び気分も交えてクリーニングしてみたところ,9体まで確認できました.白く見える部分が削った部分で(まさに白ジュラ!),茶色っぽく見える部分が(魚と翼竜に見えますでしょうか?),削り残しです.スイマセン,白ジュラの紹介みたいになってしまいました <(_ _)>
北海道/男性
アンモナイトとは?
名前の由来
古代エジプトの太陽神アモンが持つ螺旋状に巻いた羊のツノににていたことから、アモンのツノという意味のアンモナイトになった。
画像「アンモナイト」『フリー百科事典ウィキペディア日本語版』。URL: http://ja.wikipedia.org
食性
口や歯の形などから肉食で、小さな甲殻類や貝などを食べていたと思われる。
サイズ
数cm~十数cm程度の化石が多いものの、直径2.5mのものもあった(イギリス)。
どんな生き物?
カタツムリの一種ではありません!実は、イカやタコの仲間。デボン紀から白亜紀まで栄え、恐竜と共に絶滅。
画像「アンモナイト」『フリー百科事典ウィキペディア日本語版』。URL: http://ja.wikipedia.org
北海道でよく獲れる理由
北海道が世界的にも有名な理由はノジュール(団塊)にあります。ノジュールとは、炭酸カルシウムを主成分とした硬い岩石の塊です。北海道産のアンモナイトは、多くの場合このノジュールに守られ、浸食を受けずほぼ完全な殻のままで保存されています。
生態
殻の内部は規則正しく仕切られ、もっとも出口に近い部屋に体が収まる。それより奥は空洞でガスが入っており、浮力を調節。