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両面保存!アンモナイトの先祖、デボン紀の頭足類、ゴニアタイト(Goniatite)の化石/【an2091】
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こちらは古生代デボン紀の頭足類、ゴニアタイトです。中生代に大繁栄したアンモナイトの祖先と言われる存在です。
表面を研磨すると、内部の骨格が露出してジグザグの模様が見られます。これを縫合線といいます。殻をもつ頭足類であればみな持っている模様なのですが、ゴニアタイトの縫合線はオウムガイに次いで単純です。
一般に、縫合線がジグザグの場合は、ゴニアタイトである可能性が高いです。
片面ポリッシュの標本が多い中、両面ともに全体が残存している、珍しいタイプです。
こちらは中央部分。いわゆるヘソ。ゴニアタイトは典型的な密巻きの頭足類で、最後の一巻きが非常に大きいです。
開口部を撮影。
サイドから撮影。
直径最大部88ミリ。ゴニアタイトは一般に小型です。
100円玉との比較。両面ともに保存されているデボン紀の頭足類、ゴニアタイトの化石です。
商品スペック
商品ID | an2091 |
---|---|
年代 | 古生代デボン紀(4億1000万 -- 3億6700万年前) |
学名 | 両面保存!アンモナイトの先祖、デボン紀の頭足類、ゴニアタイト(Goniatite)の化石 |
産地 | Morocco |
サイズ | ゴニアタイト直径8.8cm 厚3cm |
商品解説 | 両面保存!アンモナイトの先祖、デボン紀の頭足類、ゴニアタイト(Goniatite)の化石 |
アンモナイトとは?
名前の由来
古代エジプトの太陽神アモンが持つ螺旋状に巻いた羊のツノににていたことから、アモンのツノという意味のアンモナイトになった。
画像「アンモナイト」『フリー百科事典ウィキペディア日本語版』。URL: http://ja.wikipedia.org
食性
口や歯の形などから肉食で、小さな甲殻類や貝などを食べていたと思われる。
サイズ
数cm~十数cm程度の化石が多いものの、直径2.5mのものもあった(イギリス)。
どんな生き物?
カタツムリの一種ではありません!実は、イカやタコの仲間。デボン紀から白亜紀まで栄え、恐竜と共に絶滅。
画像「アンモナイト」『フリー百科事典ウィキペディア日本語版』。URL: http://ja.wikipedia.org
北海道でよく獲れる理由
北海道が世界的にも有名な理由はノジュール(団塊)にあります。ノジュールとは、炭酸カルシウムを主成分とした硬い岩石の塊です。北海道産のアンモナイトは、多くの場合このノジュールに守られ、浸食を受けずほぼ完全な殻のままで保存されています。
生態
殻の内部は規則正しく仕切られ、もっとも出口に近い部屋に体が収まる。それより奥は空洞でガスが入っており、浮力を調節。